金沢の繁華街「片町」の交差点近くに気になる看板がある。

ビルの前面を覆うように書かれた文字は、
“川端鮮魚店”。
鮮魚店と言っても、ここは魚屋ではなく居酒屋。
魚が安くて美味いと評判の店で、平日でも予約なしではすぐには入店できないのだとか。

店内へはこの階段を上がって2階へ。
実は……
ローカルルールには、
「安くて美味しく」の工夫が満載!

「鮮魚店」を名乗るだけあって、地魚料理に自信あり!
但し、少しだけローカルルールがある。
「せっかちな方はご遠慮願います」と書いてあるとおり、注文を急かす人や、時間に余裕がない方はNG。
それは、できるだけ良いものを安く提供したというお店の想いから。
安く…とは言っても、材料費を削るのは絶対に出来ない…
居心地が悪くなるほど、お客さんを詰め込むのも違う。
そこで考えたのが、最低限の人員でお店を運営すること。
だから川端鮮魚店では、いろんな形で工夫がされている。

予約していても、勝手に店内に入らずに店員さんが来るまでは入り口で待つ。
そうすれば、まもなく店員さんが来て席まで案内してくれる。

店内に入ってすぐのところには、生簀もある。
まるで港町の鮮魚店に来たような気持ちになる。

テーブル席の他に座敷もあり、ゆっくりと寛げる。

まるで、浜辺にある海の家に来たみたいな雰囲気に気分も盛り上がるかも。

予約していると、テーブルに演出が。
予約の電話の時、「どちらの都道府県からいらっしゃいますか?」と、何で聞くのかな?と思っていたら、こういうことだった。

刺身、炭焼、揚げ物、焼き物、鍋などメニューはかなりの種類がラインナップされている。
ここでの注意点…注文は店員さんを呼ぶのではなく「注文紙」に書いてぶら下げる(もしくは箱に入れる)、
そして空いたお皿やジョッキはまとめて下げてくれるので度々店員さんを呼ばないこと、その2点のみだ。

各テーブルごとに注文紙が置いてあるので、ここに食べたいメニューを記入して…

これをおいてある箱に入れるだけ。
店員さんは通るたびに箱の中を確認しているので、放置されることは皆無だ。
冷たい生ビールで乾杯の後、運ばれてきたのは熱々の七輪。
これは、「ひものセット」を焼くためのものだ。

ひものセットは、Aカレイ・Bアジ・Cソフトスルメが選べるので、Bのアジを。
メインのアジの他に、丸干イカ・はたはた・げんげ・メギスも付いてくる。

アジは七輪一面を覆うほどに大きいもの。
最初は火力が強いので、焼き過ぎにならないようにキチンと面倒を見ること。

焼きたてのアジの干物は格別の味わい!
4〜5人でも充分に楽しめる内容だ。
鮮魚店だから出来る、中落ちのボリューム!

こちらは『まぐろ 3(中落ち・ほほ肉・赤身)』。
3点セットとは言っても、中落ちの存在感が群を抜く!
中落ち…マグロの骨の周りの身をスプーンを使って削ぎながら食べるのだが、これが想定外に美味いものだからかなりテンションが上がる!

申し訳程度…に、見えるかもしないが、赤身・ほほ肉もきっちり美味しい。
ちなみに、中落ちだけ楽しみたい場合は『なかおち』と注文紙に書けば700円安く楽しむことが出来る。

たっぷりと甲羅の中に入った『かにグラ』。
もちろん、出来たて熱々の状態で提供される。
一緒についてくる「アイスクリーム」に付いてくる木のスプーンを使って、バケットと一緒に食べるのがオススメ。
想定外に蟹の身がたっぷりと入っていて嬉しくなってくる、これは笑顔が止まらない!

『フライドポテト』は、加賀野菜の五郎島金時(さつまいも)。
干物、刺身など、塩味・醤油味が続いたタイミングで食べるさつまいものフライドポテトは技あり!
ホクホク感としっとり具合がちょうどよい感じで同居していて嬉しい感じ。

『カニクリーム春巻』にも、もちろん蟹の身がたっぷり。
ソースに、カニ味噌が使われているのも嬉しい。
自分で仕上げるタルタルソースが技あり!

新鮮なサーモンだからこそ出来る、『レアサーモンフライ』。
添えられているタルタルソースは、うずらのゆで卵を自分で崩して、好みの状態で食べることが出来る。
細かくするのか、玉子を一緒に頬張るはお好みで。

〆には、「マグロとご飯の比率が逆じゃないの?」…
食べればそんな言葉が出てきそうな、鉄火ではなく、『でっか』。
使われているマグロは赤身とのことだが、食べてみればほぼ中トロクラス。
本当に使われている魚の質は特筆モノだ。

営魚(営業)時間は、17:00ぐらいから、サカナが無くなるまで。
こちらの店舗の他に、歩いて3〜4分のところに本店があるのみで、他には系列店はないとのこと。

ネットでの口コミの一部には、「店員の接客が…」なんて書かれていることもあるが、そんなことはカケラもなかった。
広いホールを少ないスタッフで切り盛りしているので、かなり忙しそうではあるが、キチンと目配せは出来ている印象だ。
人気店なので、ぜひ予約して行ってみてくださいね。
【川端鮮魚店】
住 所:金沢市片町2−2−20 木谷ビル 2F MAP
電 話:076-222-3757
営業時間:17:00〜24:00(魚が無くなったら閉店)
煙 草:
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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ビルの前面を覆うように書かれた文字は、
“川端鮮魚店”。
鮮魚店と言っても、ここは魚屋ではなく居酒屋。
魚が安くて美味いと評判の店で、平日でも予約なしではすぐには入店できないのだとか。

店内へはこの階段を上がって2階へ。
実は……
ローカルルールには、
「安くて美味しく」の工夫が満載!

「鮮魚店」を名乗るだけあって、地魚料理に自信あり!
但し、少しだけローカルルールがある。
「せっかちな方はご遠慮願います」と書いてあるとおり、注文を急かす人や、時間に余裕がない方はNG。
それは、できるだけ良いものを安く提供したというお店の想いから。
安く…とは言っても、材料費を削るのは絶対に出来ない…
居心地が悪くなるほど、お客さんを詰め込むのも違う。
そこで考えたのが、最低限の人員でお店を運営すること。
だから川端鮮魚店では、いろんな形で工夫がされている。

予約していても、勝手に店内に入らずに店員さんが来るまでは入り口で待つ。
そうすれば、まもなく店員さんが来て席まで案内してくれる。

店内に入ってすぐのところには、生簀もある。
まるで港町の鮮魚店に来たような気持ちになる。

テーブル席の他に座敷もあり、ゆっくりと寛げる。

まるで、浜辺にある海の家に来たみたいな雰囲気に気分も盛り上がるかも。

予約していると、テーブルに演出が。
予約の電話の時、「どちらの都道府県からいらっしゃいますか?」と、何で聞くのかな?と思っていたら、こういうことだった。

刺身、炭焼、揚げ物、焼き物、鍋などメニューはかなりの種類がラインナップされている。
ここでの注意点…注文は店員さんを呼ぶのではなく「注文紙」に書いてぶら下げる(もしくは箱に入れる)、
そして空いたお皿やジョッキはまとめて下げてくれるので度々店員さんを呼ばないこと、その2点のみだ。

各テーブルごとに注文紙が置いてあるので、ここに食べたいメニューを記入して…

これをおいてある箱に入れるだけ。
店員さんは通るたびに箱の中を確認しているので、放置されることは皆無だ。
冷たい生ビールで乾杯の後、運ばれてきたのは熱々の七輪。
これは、「ひものセット」を焼くためのものだ。

ひものセットは、Aカレイ・Bアジ・Cソフトスルメが選べるので、Bのアジを。
メインのアジの他に、丸干イカ・はたはた・げんげ・メギスも付いてくる。

アジは七輪一面を覆うほどに大きいもの。
最初は火力が強いので、焼き過ぎにならないようにキチンと面倒を見ること。

焼きたてのアジの干物は格別の味わい!
4〜5人でも充分に楽しめる内容だ。
鮮魚店だから出来る、中落ちのボリューム!

こちらは『まぐろ 3(中落ち・ほほ肉・赤身)』。
3点セットとは言っても、中落ちの存在感が群を抜く!
中落ち…マグロの骨の周りの身をスプーンを使って削ぎながら食べるのだが、これが想定外に美味いものだからかなりテンションが上がる!

申し訳程度…に、見えるかもしないが、赤身・ほほ肉もきっちり美味しい。
ちなみに、中落ちだけ楽しみたい場合は『なかおち』と注文紙に書けば700円安く楽しむことが出来る。

たっぷりと甲羅の中に入った『かにグラ』。
もちろん、出来たて熱々の状態で提供される。
一緒についてくる「アイスクリーム」に付いてくる木のスプーンを使って、バケットと一緒に食べるのがオススメ。
想定外に蟹の身がたっぷりと入っていて嬉しくなってくる、これは笑顔が止まらない!

『フライドポテト』は、加賀野菜の五郎島金時(さつまいも)。
干物、刺身など、塩味・醤油味が続いたタイミングで食べるさつまいものフライドポテトは技あり!
ホクホク感としっとり具合がちょうどよい感じで同居していて嬉しい感じ。

『カニクリーム春巻』にも、もちろん蟹の身がたっぷり。
ソースに、カニ味噌が使われているのも嬉しい。
自分で仕上げるタルタルソースが技あり!

新鮮なサーモンだからこそ出来る、『レアサーモンフライ』。
添えられているタルタルソースは、うずらのゆで卵を自分で崩して、好みの状態で食べることが出来る。
細かくするのか、玉子を一緒に頬張るはお好みで。

〆には、「マグロとご飯の比率が逆じゃないの?」…
食べればそんな言葉が出てきそうな、鉄火ではなく、『でっか』。
使われているマグロは赤身とのことだが、食べてみればほぼ中トロクラス。
本当に使われている魚の質は特筆モノだ。

営魚(営業)時間は、17:00ぐらいから、サカナが無くなるまで。
こちらの店舗の他に、歩いて3〜4分のところに本店があるのみで、他には系列店はないとのこと。

ネットでの口コミの一部には、「店員の接客が…」なんて書かれていることもあるが、そんなことはカケラもなかった。
広いホールを少ないスタッフで切り盛りしているので、かなり忙しそうではあるが、キチンと目配せは出来ている印象だ。
人気店なので、ぜひ予約して行ってみてくださいね。
【川端鮮魚店】
住 所:金沢市片町2−2−20 木谷ビル 2F MAP
電 話:076-222-3757
営業時間:17:00〜24:00(魚が無くなったら閉店)
煙 草:
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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