インド料理と古都はよく似合う。
古い町家を改装した店で食べるイタリアンやフレンチも素敵なのだが、何故かインド料理の方がしっくり来るような気がする。
近鉄奈良駅から北へ少し歩いた辺り、裁判所や合同法務庁舎がある界隈を散策してみる…
奈良公園や東向商店街とは大きな道路を挟んで反対側のエリアを。
しばらく歩いていると、こんな感じのちょっとレトロでお洒落な建物をを見つけることが出来る。
カフェかパスタの店…
多くの人はそう思うのではないだろうか?
でもよく見ると、こんな看板が目に飛び込んでくる。
INDIAN FOOD
THALI
MEALS
Curry
BIRYANI
CHAI & COFFEE
そう、ここは奈良で話題のインド料理の店なのである。
雨が降っていても、開店前から行列ができる店。
しかも、この日のお客さんの8割は女性。
カレー屋といえば、男性の「おひとりさま」が多くを占める印象があるが、ここはそうではない。
店の名前は“toi印食店”。
ここでは南インドのカレー「ミールス」が食べられる。
一度行った人は、また必ず行きたくなる店。
そんな噂は本当だった。
この日も多くのリピーターで賑わっているようだ。
店に到着して満席ならば、このような感じで記帳表が置いてあるので、ここに名前を書いてから席が空くのを待つように。
電話番号も一緒に書いておけば、席が空き次第連絡してくれるので、近くの駐車場にとめた車の中で待つことも可能だ。
待つこと30分ほど。
ちょうど一巡目のお客さんと入れ替わるように店内へ。
1階は厨房とカウンター席が2席で、メインの客席は2階でこちらはカウンター席が10席と4人掛けのテーブル席がひとつ。
外観だけではなく、店内もかなりお洒落な感じ。
カメラのファインダー越しに見れば、店全体がまるでスタジオみたいに見えてくる。
2階のカウンター席に落ち着いて、先ずはMenuと真剣に向かい合う…
この日のカレーは…
Coriander chicken fry(鶏)
Dal fish(魚)
Andhra mutton(羊)
Vegetable kurma(菜)
カレーは1種から4種(全種)まで選べ、オプションを追加することも可能。
折角だから、4種全部行っとくか?
でもちょっと多いか…
と、周りを見渡せばほとんどの人が「全種(4種)+本日のおかず」を注文している。
しかも、全員女性のお客さん。
それならば、周りに倣え…だ。
カラダが喜び、ココロが躍るミールス。
出てきたときは「想像以上にボリュームあるなぁ…」正直そう思った。
でもそんな心配は、最初のひとくちを食べるまでのこと。
4種類のカレーと、9種類の副菜、スープ、アチャールなど。
まずはそれぞれの味わいを単体で楽しんでみる。
コリアンダーの旨味がしっかり効いた極上のチキン。
鶏肉の旨味が存分に引き出されていて、自然とカラダに入ってくるのが分かる。
昭和の時代、ニッポンのカレーでは使われることがあまりなかった魚。
これを食べれば随分長い間、日本人は損をしていたのではないかと思ってしまう。
なぜなら、こんな美味い魚のカレーが世の中に存在したのだから。
マトンのカレーを何気なく食べれば、想像以上の辛さに目を見開くかもしれない。
でも、そのあとをココナッツとマトンの旨味がしっかりと覆い被さって来てくれる。
そして、噛みしめれば旨味がどこまでも広がってゆく。
こんなに美味いマトンカレーに出会ったのは随分久しぶりのような気がする。
ダルスープで、ちょっと小休止。
優しい味わいの中にある旨味を探って妄想するのもまた楽しい。
メインのカレーはもちろん、おかずのひとつひとつのクォリティが素晴らしい。
このまま最後まで、それぞれを味わい続けていたくなる衝動にさえ駆られてしまうほど。
ここからはお楽しみの時間。
カトゥリ(小皿)をお皿の外に出して準備完了。
カレーを順番にお皿の上に広げていく。
この作業もまたワクワクしてくる。
ここで一旦、2〜3種類を混ぜながら、その組み合わせの味わいを楽しんでみる。
2種類、3種類、4種類…
混ぜて味の変化を楽しむ。
毎回新しい発見があるから楽しくて仕方がない。
後半はすべてのカレー、副菜、アチャールを混ぜて複雑に変化する旨味を楽しむのが正解。
食べていると、想定外の旨味に悶絶してしまいそうになる、これは本当に面白い。
全種盛りともなれば結構ボリュームもあるのだが、不思議と全くもたれない。
これが女性のお客さん、しかもリピーターが多い理由なのかもしれない。
店の外観、店内の雰囲気、そして料理のクォリティの高さ。
そのどれもに「また来たい…」と思わせるものがある。
奈良を訪れるときには是非行ってほしい店の一軒。
オススメします!
【toi印食店】
住 所:奈良市花芝町30−3 MAP
電 話:0742-87-7014
営業時間:11:30〜14:30 17:30〜19:30(ディナータイムは金・土のみ営業)
煙 草:禁煙
定休日:日・月
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
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古い町家を改装した店で食べるイタリアンやフレンチも素敵なのだが、何故かインド料理の方がしっくり来るような気がする。
近鉄奈良駅から北へ少し歩いた辺り、裁判所や合同法務庁舎がある界隈を散策してみる…
奈良公園や東向商店街とは大きな道路を挟んで反対側のエリアを。
しばらく歩いていると、こんな感じのちょっとレトロでお洒落な建物をを見つけることが出来る。
カフェかパスタの店…
多くの人はそう思うのではないだろうか?
でもよく見ると、こんな看板が目に飛び込んでくる。
INDIAN FOOD
THALI
MEALS
Curry
BIRYANI
CHAI & COFFEE
そう、ここは奈良で話題のインド料理の店なのである。
雨が降っていても、開店前から行列ができる店。
しかも、この日のお客さんの8割は女性。
カレー屋といえば、男性の「おひとりさま」が多くを占める印象があるが、ここはそうではない。
店の名前は“toi印食店”。
ここでは南インドのカレー「ミールス」が食べられる。
一度行った人は、また必ず行きたくなる店。
そんな噂は本当だった。
この日も多くのリピーターで賑わっているようだ。
店に到着して満席ならば、このような感じで記帳表が置いてあるので、ここに名前を書いてから席が空くのを待つように。
電話番号も一緒に書いておけば、席が空き次第連絡してくれるので、近くの駐車場にとめた車の中で待つことも可能だ。
待つこと30分ほど。
ちょうど一巡目のお客さんと入れ替わるように店内へ。
1階は厨房とカウンター席が2席で、メインの客席は2階でこちらはカウンター席が10席と4人掛けのテーブル席がひとつ。
外観だけではなく、店内もかなりお洒落な感じ。
カメラのファインダー越しに見れば、店全体がまるでスタジオみたいに見えてくる。
2階のカウンター席に落ち着いて、先ずはMenuと真剣に向かい合う…
この日のカレーは…
Coriander chicken fry(鶏)
Dal fish(魚)
Andhra mutton(羊)
Vegetable kurma(菜)
カレーは1種から4種(全種)まで選べ、オプションを追加することも可能。
折角だから、4種全部行っとくか?
でもちょっと多いか…
と、周りを見渡せばほとんどの人が「全種(4種)+本日のおかず」を注文している。
しかも、全員女性のお客さん。
それならば、周りに倣え…だ。
カラダが喜び、ココロが躍るミールス。
出てきたときは「想像以上にボリュームあるなぁ…」正直そう思った。
でもそんな心配は、最初のひとくちを食べるまでのこと。
4種類のカレーと、9種類の副菜、スープ、アチャールなど。
まずはそれぞれの味わいを単体で楽しんでみる。
コリアンダーの旨味がしっかり効いた極上のチキン。
鶏肉の旨味が存分に引き出されていて、自然とカラダに入ってくるのが分かる。
昭和の時代、ニッポンのカレーでは使われることがあまりなかった魚。
これを食べれば随分長い間、日本人は損をしていたのではないかと思ってしまう。
なぜなら、こんな美味い魚のカレーが世の中に存在したのだから。
マトンのカレーを何気なく食べれば、想像以上の辛さに目を見開くかもしれない。
でも、そのあとをココナッツとマトンの旨味がしっかりと覆い被さって来てくれる。
そして、噛みしめれば旨味がどこまでも広がってゆく。
こんなに美味いマトンカレーに出会ったのは随分久しぶりのような気がする。
ダルスープで、ちょっと小休止。
優しい味わいの中にある旨味を探って妄想するのもまた楽しい。
メインのカレーはもちろん、おかずのひとつひとつのクォリティが素晴らしい。
このまま最後まで、それぞれを味わい続けていたくなる衝動にさえ駆られてしまうほど。
ここからはお楽しみの時間。
カトゥリ(小皿)をお皿の外に出して準備完了。
カレーを順番にお皿の上に広げていく。
この作業もまたワクワクしてくる。
ここで一旦、2〜3種類を混ぜながら、その組み合わせの味わいを楽しんでみる。
2種類、3種類、4種類…
混ぜて味の変化を楽しむ。
毎回新しい発見があるから楽しくて仕方がない。
後半はすべてのカレー、副菜、アチャールを混ぜて複雑に変化する旨味を楽しむのが正解。
食べていると、想定外の旨味に悶絶してしまいそうになる、これは本当に面白い。
全種盛りともなれば結構ボリュームもあるのだが、不思議と全くもたれない。
これが女性のお客さん、しかもリピーターが多い理由なのかもしれない。
店の外観、店内の雰囲気、そして料理のクォリティの高さ。
そのどれもに「また来たい…」と思わせるものがある。
奈良を訪れるときには是非行ってほしい店の一軒。
オススメします!
【toi印食店】
住 所:奈良市花芝町30−3 MAP
電 話:0742-87-7014
営業時間:11:30〜14:30 17:30〜19:30(ディナータイムは金・土のみ営業)
煙 草:禁煙
定休日:日・月
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
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