フレンチの店でランチタイムにカレー。
カレー好きだけではなく、美味しいランチを狙ってる人ならば誰でも気になる。
そもそも、カレーというのはいろんなジャンルの料理人が挑戦するメニュー。
和食の店で〆のカレー。
イタリアンのシェフがまかないに作ったカレーが美味すぎてメニュー化。
蕎麦屋のカレー丼。
中華の店のカレーメニュー。
もはや定番となった、パン屋のカレー…あ、それはカレーパンか。
フレンチの店…それも、ジビエを専門としたフレンチの店がランチタイムにカレーを出していた…
出していた？
そう、過去形なのだ。
もしかしたらまた、カレーランチが復活するかもしれないが、今は幻のメニュー。
では、今はどうなっているのか？
『中華食堂 出松』。
ちなみにここは、ミシュランビググルマンに2年連続選出された店。
但し、中華食堂でもカレー店でもなく…
ジビエフレンチの店、“idematsu（イデマツ）” として。
フレンチのシェフがランチタイムに本気で中華料理を作る。
餃子定食？
酢豚定食？
エビチリ…
ではない。
麻婆豆腐とよだれ鶏が定番で、それに期間限定メニューが加わる。
この日の期間限定は「仔羊と茄子の魚醤ソース炒め」。
それぞれの定食には、副菜、茶めし、スープが付いてくる。
どの席からも厨房の中でシェフが料理を仕上げていくのを見ることが出来るL字型のカウンター席が6席。
そして、4人が座れるテーブルもひとつある。
麻婆豆腐は辛味が少なくシビレは無し。
そして、よだれ鶏も辛味はほとんど無くパクチーも入っていない。
刺激的な本格中華は専門店に任せておいて、『idematsu』にしか出来ない中華を提供したい…
メニューを見ていてそんなシェフの想いがひしひしと伝わってくるようだ。
定番メニューからどちらかを…
そう思うと同時に、「今がチャンス！ 折角なので期間限定を…」との考えが頭よぎってしまった…
仔羊の旨味を茄子と魚醤が盛り上げる！
食欲がそそられる香りの『仔羊と茄子の魚醤ソース炒め』。
目の前で仕上げられたものがすぐに提供されるので、もちろん熱々だ。
「茄子、めっちゃ熱いので気をつけてくださいね！」とシェフ。
薄切りのラム肉がたっぷり…ではなく、厚切りの肉で提供していただけるのがかなり嬉しい。
定番の定食に比べて少しお値段高めだが、その価値は充分にあると思われる。
茄子の鮮やかな色に目を奪われそうになるが、先ずはラムを一口…
打ち消すのではなく、引き合わせる。
その味わいは、ラム好きを唸らせる香りと味わい。
ラムの癖ががほとんど無く…というのではない、きちんとラムの個性を感じることが出来るのが嬉しい。
魚醤を使っているのがポイント。
このあたりは、ジビエを得意とするシェフならではではないだろうか。
ラムと魚醤、強いものと強いものを組み合わせて、双方の個性を引き立て合わせながら旨味を引き出す。
打ち消すのではなく、増幅させる。
キチンと計算できていなければ、この旨味は出てこないだろうな…食べていて流石だと思い感心する。
定食のご飯が「茶めし」というのも面白い。
見た目にもインパクトがあるし、食べていてホッとする味わい。
少し硬めに炊かれていて、米の一粒一粒の旨味を感じることが出来るのも嬉しい。
味噌汁…ではなく、あえてスープと表現しているのかな？
食べる前まではそう思っていた。
でも、ひとくち食べた瞬間にその表現が正しいのが分かる。
味噌汁のようではあるが、確かにそれとは違うのだ。
ジビエフレンチ「idematsu」が、ランチタイムにスピンアウト店として営業している『中華食堂 出松』。
「モウカザメのハツ刺し」、「国産豚のピリ辛トマトソース炒め」、「鮮魚の紹興酒蒸し」など、期間限定ランチメニューもバラエティに富む。
いろんな形で自らが持つ手駒を披露してくれるシェフ。
そして、表の小さな看板には、
「ディナーはフランス料理店です ※シェフは同一人物…」
と書いてある。
近々、ディナータイムにもお邪魔させて頂く予定…
今から予約した日が楽しみで仕方がない。
【idematsu（イデマツ）】
住 所：大阪市北区西天満6−6−2 村上ビル 1F MAP
電 話：090-2100-8392
営業時間：11:30〜13:30（L.O.） 18:00 or 19:00 or 20:00スタート ※ディナーは要予約
煙 草：禁煙
定休日：日・祝 ※土曜日はコース予約のみの営業。
駐車場：なし（お店の近くにコインパーキング有り）
お店のInstagramはコチラ
お店のTwitterはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね！
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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そもそも、カレーというのはいろんなジャンルの料理人が挑戦するメニュー。
和食の店で〆のカレー。
イタリアンのシェフがまかないに作ったカレーが美味すぎてメニュー化。
蕎麦屋のカレー丼。
中華の店のカレーメニュー。
もはや定番となった、パン屋のカレー…あ、それはカレーパンか。
フレンチの店…それも、ジビエを専門としたフレンチの店がランチタイムにカレーを出していた…
出していた？
そう、過去形なのだ。
もしかしたらまた、カレーランチが復活するかもしれないが、今は幻のメニュー。
では、今はどうなっているのか？
『中華食堂 出松』。
ちなみにここは、ミシュランビググルマンに2年連続選出された店。
但し、中華食堂でもカレー店でもなく…
ジビエフレンチの店、“idematsu（イデマツ）” として。
フレンチのシェフがランチタイムに本気で中華料理を作る。
餃子定食？
酢豚定食？
エビチリ…
ではない。
麻婆豆腐とよだれ鶏が定番で、それに期間限定メニューが加わる。
この日の期間限定は「仔羊と茄子の魚醤ソース炒め」。
それぞれの定食には、副菜、茶めし、スープが付いてくる。
どの席からも厨房の中でシェフが料理を仕上げていくのを見ることが出来るL字型のカウンター席が6席。
そして、4人が座れるテーブルもひとつある。
麻婆豆腐は辛味が少なくシビレは無し。
そして、よだれ鶏も辛味はほとんど無くパクチーも入っていない。
刺激的な本格中華は専門店に任せておいて、『idematsu』にしか出来ない中華を提供したい…
メニューを見ていてそんなシェフの想いがひしひしと伝わってくるようだ。
定番メニューからどちらかを…
そう思うと同時に、「今がチャンス！ 折角なので期間限定を…」との考えが頭よぎってしまった…
仔羊の旨味を茄子と魚醤が盛り上げる！
食欲がそそられる香りの『仔羊と茄子の魚醤ソース炒め』。
目の前で仕上げられたものがすぐに提供されるので、もちろん熱々だ。
「茄子、めっちゃ熱いので気をつけてくださいね！」とシェフ。
薄切りのラム肉がたっぷり…ではなく、厚切りの肉で提供していただけるのがかなり嬉しい。
定番の定食に比べて少しお値段高めだが、その価値は充分にあると思われる。
茄子の鮮やかな色に目を奪われそうになるが、先ずはラムを一口…
打ち消すのではなく、引き合わせる。
その味わいは、ラム好きを唸らせる香りと味わい。
ラムの癖ががほとんど無く…というのではない、きちんとラムの個性を感じることが出来るのが嬉しい。
魚醤を使っているのがポイント。
このあたりは、ジビエを得意とするシェフならではではないだろうか。
ラムと魚醤、強いものと強いものを組み合わせて、双方の個性を引き立て合わせながら旨味を引き出す。
打ち消すのではなく、増幅させる。
キチンと計算できていなければ、この旨味は出てこないだろうな…食べていて流石だと思い感心する。
定食のご飯が「茶めし」というのも面白い。
見た目にもインパクトがあるし、食べていてホッとする味わい。
少し硬めに炊かれていて、米の一粒一粒の旨味を感じることが出来るのも嬉しい。
味噌汁…ではなく、あえてスープと表現しているのかな？
食べる前まではそう思っていた。
でも、ひとくち食べた瞬間にその表現が正しいのが分かる。
味噌汁のようではあるが、確かにそれとは違うのだ。
ジビエフレンチ「idematsu」が、ランチタイムにスピンアウト店として営業している『中華食堂 出松』。
「モウカザメのハツ刺し」、「国産豚のピリ辛トマトソース炒め」、「鮮魚の紹興酒蒸し」など、期間限定ランチメニューもバラエティに富む。
いろんな形で自らが持つ手駒を披露してくれるシェフ。
そして、表の小さな看板には、
「ディナーはフランス料理店です ※シェフは同一人物…」
と書いてある。
近々、ディナータイムにもお邪魔させて頂く予定…
今から予約した日が楽しみで仕方がない。
【idematsu（イデマツ）】
住 所：大阪市北区西天満6−6−2 村上ビル 1F MAP
電 話：090-2100-8392
営業時間：11:30〜13:30（L.O.） 18:00 or 19:00 or 20:00スタート ※ディナーは要予約
煙 草：禁煙
定休日：日・祝 ※土曜日はコース予約のみの営業。
駐車場：なし（お店の近くにコインパーキング有り）
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