「とりあえず、生…」
そんなセリフはこの店には似合わない。
何故ならば、ここでは『サッポロ黒ラベル』を5種類の味わいで注ぎ入れる達人が存在するのだから。

“焼き鳥 とき”は、愛媛の「媛っこ地鶏」を使ったこだわりの焼き鳥と、スイングカランの生ビールを楽しめる店。
一度注ぎ、シャープ注ぎ、二度注ぎ、マイルド注ぎ、ミルコ。

スイングカランとは…
昭和初期〜40年代のビアホールで主流となった日本独自のビールタップ。
ビールの管が太いのが特徴で過度な炭酸が溶け込まないため苦味が抑えられ、柔らかな飲み口と喉越しの良さが味わえるのだとか。
先ずは、いつも飲んでいる…と、思い込んでる『黒ラベル』の味わいの違いを感じてほしい。
1杯飲むと、また違った注ぎ方の生ビールを飲みたい!
と、確実に思ってしまうだろう。
焼き鳥は2種類のコースを選んで楽しむスタイル。
〆までシッカリと満喫したい方のための「ときコース」と、
お酒を中心に楽しみたい方の「カジュアルコース」。
2つのコースの違いは、串が7種か5種、〆のご飯が付くかどうかということくらい。
お腹の好き具合と相談しながら決めるのが良いかと思う。
愛媛の地鶏「媛っこ地鶏」を存分に味わう。

最初の串は「だき身」。
胸肉のさっぱりとした肉の旨味と皮のコクを同時に味わえる逸品で、一度食べればその魅力の虜になる人も少なくない。
もちろんこれは、鶏自体の旨味に左右される部位。
最初にこれが出てきて、なおかつ美味いということはこのあとの展開が気にならない訳はない。
「だき身」で媛っこ地鶏の実力を見せつけられて間もない頃に提供される「ももタタキ」の強烈なインパクトは忘れることが出来ない。

レアに見えるが絶妙に火が通っている。
このギリギリに見極めが鶏が持つ旨味を存分に発揮させる。
ビールも良いが、そろそろ何か他のものを…
「ここの2階、凄いですよ! 上がってみましょうか?」
連れて行っていただいた方からそんな声が掛かる。
2階はワインセラーになっていて、ナチュラルワインが400〜500本揃う。
その中から好きなボトルを持っていって飲めるのが『とき』のスタイル。

「肝低温煮」が出来上がってきたので、早速それとワインを合わせて楽しんでみる。
爽やかな味わいの中にスパイシーな余韻も感じられて良い感じ。
夏にはキリッと冷やして飲むのが美味しいだろう。

口の中でとろける。
じっくりと味わっているとレバーの甘みを存分に楽しむことも出来る。
これが食べたくてここを訪れる人もいるのだとか。

カウンターの奥にある焼き場から立ち上がる煙。
この距離感が丁度良い。
近すぎると熱と煙が気になるが、この距離ならワクワクしながら見ることも出来る。
そうして焼き上げられた焼き鳥が順番に提供されていく。

「ソリレス」
鶏もも肉の一部で、付け根の部分にある肉。
柔らかく旨味が強い部分で、ソリレスはフランス語で“残すものは愚か者”のような意味もあるのだとか。
そのまま食べれば肉の旨味を存分に味わえ、黒七味を少しつければ旨味の幅がぐっと広がる。
ナチュラルワインの魅力とは…

繊細な線が絡み合うように描かれたエチケットが印象的なワインは、その名も「NUDISZT(ヌーディスト)」。
オーストリアのナチュラルワインで、甘美な口当たりのあと、柑橘の酸味を感じさせながら、余韻に僅かな苦味を感じる。
世界的に有名なワインも良いが、こんな感じで美味いナチュラルワインを見つけるのも面白い。

「ささみ辛味大根」と合わせてみれば、双方の旨味を尊重しながら楽しむことが出来る。
ささみ、ワインともどもそれ単体では感じ得なかった部分の味わいが楽しめるのも嬉しい。
こういうのをマリアージュの楽しみ…と言うのだろうか。

後半は赤ワイン。
フランス・アルザスのピノ・ノワールで醸されたワイン。
葡萄にこだわり、自然なワイン造りに取り組んでいる4人の友人の葡萄を使って醸造されているのだとか。

その味わいは、凝縮された「つくね」と合わせれば旨味の余韻がさらに長くなり、

「手羽」の身と骨の周りの肉の旨味を増幅させる。
焼き鳥とビールの爽快感も良いが、ワインと一緒に味わって味の深みをひしひしと堪能するのもかなりオススメだ。

〆には「鶏とごぼうのご飯」。
土鍋で丁寧に炊き上げられ、米、一粒一粒の旨味と食感をきちんと感じることが出来る。
たかが〆のご飯、されど〆のご飯。
今度来るときも「〆のご飯」がついたコースに確定か。

肥後橋のちょっと路地裏。
隠れ家のようなロケーションも「とき」の魅力のひとつ。
ぜひ予約して訪れてみて下さい。
先ずは、特別な『サッポロ黒ラベル』から…
【焼き鳥 とき】
住 所:大阪市西区江戸堀1−15−4 MAP
電 話:06-7410-2228
営業時間:18:00〜0:00
煙 草:禁煙
定休日:月曜日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
お店のInstagramはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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そんなセリフはこの店には似合わない。
何故ならば、ここでは『サッポロ黒ラベル』を5種類の味わいで注ぎ入れる達人が存在するのだから。

“焼き鳥 とき”は、愛媛の「媛っこ地鶏」を使ったこだわりの焼き鳥と、スイングカランの生ビールを楽しめる店。
一度注ぎ、シャープ注ぎ、二度注ぎ、マイルド注ぎ、ミルコ。

スイングカランとは…
昭和初期〜40年代のビアホールで主流となった日本独自のビールタップ。
ビールの管が太いのが特徴で過度な炭酸が溶け込まないため苦味が抑えられ、柔らかな飲み口と喉越しの良さが味わえるのだとか。
先ずは、いつも飲んでいる…と、思い込んでる『黒ラベル』の味わいの違いを感じてほしい。
1杯飲むと、また違った注ぎ方の生ビールを飲みたい!
と、確実に思ってしまうだろう。
焼き鳥は2種類のコースを選んで楽しむスタイル。
〆までシッカリと満喫したい方のための「ときコース」と、
お酒を中心に楽しみたい方の「カジュアルコース」。
2つのコースの違いは、串が7種か5種、〆のご飯が付くかどうかということくらい。
お腹の好き具合と相談しながら決めるのが良いかと思う。
愛媛の地鶏「媛っこ地鶏」を存分に味わう。

最初の串は「だき身」。
胸肉のさっぱりとした肉の旨味と皮のコクを同時に味わえる逸品で、一度食べればその魅力の虜になる人も少なくない。
もちろんこれは、鶏自体の旨味に左右される部位。
最初にこれが出てきて、なおかつ美味いということはこのあとの展開が気にならない訳はない。
「だき身」で媛っこ地鶏の実力を見せつけられて間もない頃に提供される「ももタタキ」の強烈なインパクトは忘れることが出来ない。

レアに見えるが絶妙に火が通っている。
このギリギリに見極めが鶏が持つ旨味を存分に発揮させる。
ビールも良いが、そろそろ何か他のものを…
「ここの2階、凄いですよ! 上がってみましょうか?」
連れて行っていただいた方からそんな声が掛かる。
2階はワインセラーになっていて、ナチュラルワインが400〜500本揃う。
その中から好きなボトルを持っていって飲めるのが『とき』のスタイル。

「肝低温煮」が出来上がってきたので、早速それとワインを合わせて楽しんでみる。
爽やかな味わいの中にスパイシーな余韻も感じられて良い感じ。
夏にはキリッと冷やして飲むのが美味しいだろう。

口の中でとろける。
じっくりと味わっているとレバーの甘みを存分に楽しむことも出来る。
これが食べたくてここを訪れる人もいるのだとか。

カウンターの奥にある焼き場から立ち上がる煙。
この距離感が丁度良い。
近すぎると熱と煙が気になるが、この距離ならワクワクしながら見ることも出来る。
そうして焼き上げられた焼き鳥が順番に提供されていく。

「ソリレス」
鶏もも肉の一部で、付け根の部分にある肉。
柔らかく旨味が強い部分で、ソリレスはフランス語で“残すものは愚か者”のような意味もあるのだとか。
そのまま食べれば肉の旨味を存分に味わえ、黒七味を少しつければ旨味の幅がぐっと広がる。
ナチュラルワインの魅力とは…

繊細な線が絡み合うように描かれたエチケットが印象的なワインは、その名も「NUDISZT(ヌーディスト)」。
オーストリアのナチュラルワインで、甘美な口当たりのあと、柑橘の酸味を感じさせながら、余韻に僅かな苦味を感じる。
世界的に有名なワインも良いが、こんな感じで美味いナチュラルワインを見つけるのも面白い。

「ささみ辛味大根」と合わせてみれば、双方の旨味を尊重しながら楽しむことが出来る。
ささみ、ワインともどもそれ単体では感じ得なかった部分の味わいが楽しめるのも嬉しい。
こういうのをマリアージュの楽しみ…と言うのだろうか。

後半は赤ワイン。
フランス・アルザスのピノ・ノワールで醸されたワイン。
葡萄にこだわり、自然なワイン造りに取り組んでいる4人の友人の葡萄を使って醸造されているのだとか。

その味わいは、凝縮された「つくね」と合わせれば旨味の余韻がさらに長くなり、

「手羽」の身と骨の周りの肉の旨味を増幅させる。
焼き鳥とビールの爽快感も良いが、ワインと一緒に味わって味の深みをひしひしと堪能するのもかなりオススメだ。

〆には「鶏とごぼうのご飯」。
土鍋で丁寧に炊き上げられ、米、一粒一粒の旨味と食感をきちんと感じることが出来る。
たかが〆のご飯、されど〆のご飯。
今度来るときも「〆のご飯」がついたコースに確定か。

肥後橋のちょっと路地裏。
隠れ家のようなロケーションも「とき」の魅力のひとつ。
ぜひ予約して訪れてみて下さい。
先ずは、特別な『サッポロ黒ラベル』から…
【焼き鳥 とき】
住 所:大阪市西区江戸堀1−15−4 MAP
電 話:06-7410-2228
営業時間:18:00〜0:00
煙 草:禁煙
定休日:月曜日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
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