「一口で食べると後悔するやつ…」
そんな言葉と一緒に提供された『タチ』の味わいがいまだに忘れられない。
(「たち」:真鱈の白子で、冬の北海道で食べると、その美味しさにびっくりする。)
初めて来る人は、まず見つけることが出来ないだろう。
「本当にここであってるのか?」
「奥まで行っても、それらしき店は見当たらない…」
そんな会話をしながら、またビルの外に出てみる。
でも、確実にこのビルにあるはずだ…
そんなやり取りがあったのかどうかは別にして、サプライズが満載の店が、
“鮨ノ蔵”だ。
初めてここに来たのは、雪が降り積もるある年の12月。
その時に食べた、スペシャリテ「低温調理されたタチ」の味わいが忘れられなくて。
では、夏はどうなのか?
もちろん、鮨ノ蔵ワールドは冬にも劣らないクォリティを発揮する。
『寝かせた甘鯛とからすみ』
ただの甘鯛ではない。
この「寝かせた」というのが鮨ノ蔵の真骨頂。
厳選された素材を使いのはもちろん、更に旨味を高めたものを味わえるのが魅力なのだ。
『大ズワイガニとアスパラ』
北海道の鮨屋なのだが、ここで蟹が出るのは珍しい。
旬のアスパラの旨味とベクトルがピタッと合っていて、思わずニンマリしてしまう。
「お酒をお願いします…」
出てきたのは、スペック非公開と書かれた日本酒。
ラベルを見せてもらうと、通常は書かれている日本酒度(甘さ、辛さを表す数値)、酸度などが書かれていない。
常に進化の過程にあるお酒であるという意味も含めてスペックは非公開なのだとか。
その他にも、スペックを見て味わうのではなく、先入観なく味わってほしいという意味もあるのかもしれない。
夏の北海道の実力、
想像を超えた、フグと雲丹の味わい。
『チャイロマルハタ ウニ』
幻の高級魚と言われるチャイロマルハタを雲丹と合わせていただく。
雲丹は、北海道余市の雲丹で、濃厚な旨味が存分に味わえる。
この雲丹が食べたくて夏の北海道を訪れる人も少なくないという逸品だ。
『寝かせたイカにとらふぐの頭 山わさび』
旨味が凝縮された、とらふぐの頭の身をイカと合わせる。
山わさびの辛味に食欲がそそられる。
『とらふぐを薬味で』
薬味がとらふぐの味わいを更に引き立てる。
噛みしめるごとに沁みだす旨味の虜になってしまう。
『なめこの汁 出汁はキンキ』
前回はフグの出汁だったが、今回の出汁はキンキ。
凄い出汁なのだが、その味わいが前に出過ぎることはなく、キチンとなめこの旨味も引き出してくれている。
そして『カズチー』。
ずっと食べていたくなるやつ。
数の子とチーズ、でもそれだけじゃない。
前半はつまみが出て、後半はいよいよ鮨。
カズチーをゆったりとつまみながら、その合間をも堪能する。
ネタを活かす、技が冴える。
『剣先イカ』
鮨ノ蔵と言えば…のイカ。
あぶられた部分は香ばしく、生の部分は甘味を楽しむことが出来る。
『寝かせたイサキ』
イサキって、こんなに美味かったっけ?
思わずそんな言葉が飛び出してくる。
『鯖』
鯖の美味さを再認識できる。
しめ鯖とは言っても、殆どそれを感じさせない。
口の中で旨味が広がり、シャリと一体になっていく感覚が忘れられない。
『トロ』
鮪の旨味をしっかりと感じることが出来るトロ。
甘みが広がり、心地よい余韻とともにゆっくりと消えていく。
そこに日本酒を合わせればもう何も言うことはない。
『キンキ』
先程味わった「ナメコの汁」の出汁でも登場したキンキ。
濃厚な脂の旨味とシャリの味わいが一体となって、改めて鮨の偉大さを感じさせられる。
〆は『トロとウニ』。
濃厚な旨味が重なり合う。
「まだ食べたい」気持ちを「また食べたい」に切り替える。
今度は雪がふる季節に、あのスペシャリテを求めに来よう。
【鮨ノ蔵】
住 所:札幌市中央区南2条西4 乙井ビル B1F MAP
電 話:080-3296-0202
営業時間:18:00〜 20:30〜 (完全二部制)
煙 草:禁煙
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
※完全予約制。
新規の予約は「TERIYAKI Booking」より。
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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そんな言葉と一緒に提供された『タチ』の味わいがいまだに忘れられない。
(「たち」:真鱈の白子で、冬の北海道で食べると、その美味しさにびっくりする。)
初めて来る人は、まず見つけることが出来ないだろう。
「本当にここであってるのか?」
「奥まで行っても、それらしき店は見当たらない…」
そんな会話をしながら、またビルの外に出てみる。
でも、確実にこのビルにあるはずだ…
そんなやり取りがあったのかどうかは別にして、サプライズが満載の店が、
“鮨ノ蔵”だ。
初めてここに来たのは、雪が降り積もるある年の12月。
その時に食べた、スペシャリテ「低温調理されたタチ」の味わいが忘れられなくて。
では、夏はどうなのか?
もちろん、鮨ノ蔵ワールドは冬にも劣らないクォリティを発揮する。
『寝かせた甘鯛とからすみ』
ただの甘鯛ではない。
この「寝かせた」というのが鮨ノ蔵の真骨頂。
厳選された素材を使いのはもちろん、更に旨味を高めたものを味わえるのが魅力なのだ。
『大ズワイガニとアスパラ』
北海道の鮨屋なのだが、ここで蟹が出るのは珍しい。
旬のアスパラの旨味とベクトルがピタッと合っていて、思わずニンマリしてしまう。
「お酒をお願いします…」
出てきたのは、スペック非公開と書かれた日本酒。
ラベルを見せてもらうと、通常は書かれている日本酒度(甘さ、辛さを表す数値)、酸度などが書かれていない。
常に進化の過程にあるお酒であるという意味も含めてスペックは非公開なのだとか。
その他にも、スペックを見て味わうのではなく、先入観なく味わってほしいという意味もあるのかもしれない。
夏の北海道の実力、
想像を超えた、フグと雲丹の味わい。
『チャイロマルハタ ウニ』
幻の高級魚と言われるチャイロマルハタを雲丹と合わせていただく。
雲丹は、北海道余市の雲丹で、濃厚な旨味が存分に味わえる。
この雲丹が食べたくて夏の北海道を訪れる人も少なくないという逸品だ。
『寝かせたイカにとらふぐの頭 山わさび』
旨味が凝縮された、とらふぐの頭の身をイカと合わせる。
山わさびの辛味に食欲がそそられる。
『とらふぐを薬味で』
薬味がとらふぐの味わいを更に引き立てる。
噛みしめるごとに沁みだす旨味の虜になってしまう。
『なめこの汁 出汁はキンキ』
前回はフグの出汁だったが、今回の出汁はキンキ。
凄い出汁なのだが、その味わいが前に出過ぎることはなく、キチンとなめこの旨味も引き出してくれている。
そして『カズチー』。
ずっと食べていたくなるやつ。
数の子とチーズ、でもそれだけじゃない。
前半はつまみが出て、後半はいよいよ鮨。
カズチーをゆったりとつまみながら、その合間をも堪能する。
ネタを活かす、技が冴える。
『剣先イカ』
鮨ノ蔵と言えば…のイカ。
あぶられた部分は香ばしく、生の部分は甘味を楽しむことが出来る。
『寝かせたイサキ』
イサキって、こんなに美味かったっけ?
思わずそんな言葉が飛び出してくる。
『鯖』
鯖の美味さを再認識できる。
しめ鯖とは言っても、殆どそれを感じさせない。
口の中で旨味が広がり、シャリと一体になっていく感覚が忘れられない。
『トロ』
鮪の旨味をしっかりと感じることが出来るトロ。
甘みが広がり、心地よい余韻とともにゆっくりと消えていく。
そこに日本酒を合わせればもう何も言うことはない。
『キンキ』
先程味わった「ナメコの汁」の出汁でも登場したキンキ。
濃厚な脂の旨味とシャリの味わいが一体となって、改めて鮨の偉大さを感じさせられる。
〆は『トロとウニ』。
濃厚な旨味が重なり合う。
「まだ食べたい」気持ちを「また食べたい」に切り替える。
今度は雪がふる季節に、あのスペシャリテを求めに来よう。
【鮨ノ蔵】
住 所:札幌市中央区南2条西4 乙井ビル B1F MAP
電 話:080-3296-0202
営業時間:18:00〜 20:30〜 (完全二部制)
煙 草:禁煙
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
※完全予約制。
新規の予約は「TERIYAKI Booking」より。
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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