かつて「飯炊き仙人」と呼ばれた男がいた。
米と向き合い美味い飯を炊くことにこだわった男。
真冬でも上半身裸で、朝6時半に起床。
それから米を研ぎはじめ、午後2時頃までに3升炊きの釜4つで毎日、500〜600人分の米を炊き続けた伝説の男、それが「飯炊き仙人」だ。

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今は引退して、店に行っても等身大のパネルでしかその姿を見ることは出来ない。

でも、その味わいは健在している…
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銀シャリ屋 ゲコ亭”
飯炊き仙人が引退してから、大手外食チェーンが経営を継承…
が、しかし現在はまた、家族での経営に戻っているのだとか。

電車通 お巡り下さい。

その文字に従い、大通りの方に行ってみると…
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これこれ!
ゲコ亭といえばこの外観。
前に訪れたのは2011年、あの頃はまだ厨房の中に「飯炊き仙人」がいたことを思い出す。

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店に入ってすぐのところにおかずがズラリと並ぶのも変わらない。
しかし現在はお皿ではなく、パックに入っての提供になっている。

煮付け、う巻き、とんかつ、天ぷら、ブリの照焼、しぐれ煮…

ズラリと並ぶ、豊富なおかず。
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トレーを手にして、ここから好きなおかずを取っていく。
食べたいおかずが決まったら、ご飯と味噌汁を注文…
するスタイルではなく、今ではパックに入った白飯か、おにぎりを選ぶようになっている。

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但し、調子に乗ってあれもこれもと取り過ぎると、中々の金額になるからご注意を。
でも、これだけ美味しそうなおかずが揃っていると、いろいろ食べたくなるのは仕方がないかもしれない。

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テイクアウト専門になったのかと思いきや、店内での飲食も可能。
店内で食べる場合は味噌汁を注文することも可能だ。

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ぶりの照焼、う巻き、小松菜と揚げの炊いたもの、鮭のおにぎりとわかめの味噌汁。
控えめに…
とは思ったものの、いろいろと選んでしまった。
でも、これが楽しいのだから仕方がない。

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「ゲコ亭」と言えば、『ブリの照焼』。
これと銀シャリの組み合わせに叶うものはない…と言い切っても良いのではないだろうか?
確か、2011年に来たときにも食べたような気がする。

銀シャリのおにぎりは感動の味わい!
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炊きたての銀シャリには敵わない…
そう思っていたが、おにぎりをひとくち食べた瞬間にその考えが覆った。
少人数で切り盛りするため、おにぎりやパックでおかずを提供したりされているのだろうが、食べてみれば全く遜色がないのだ。

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たまご焼き…と思ったが、折角なので「う巻き」に。
丁寧に層を重ねる玉子の食感と鰻の味わいが心地よい。

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ご飯には『ぶりの照焼』が一番…と思っていたが、う巻きもそれに劣らない。
おにぎりを1つだけ取ってきたが確実に足りないかもしれない。

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最初はお皿や茶碗ではなく、店内飲食でもパックで提供されることに戸惑ったが、食べているうちに、そんなことはどうでも良くなってくる。
何故ならば、その味わいは期待通り…いや、それ以上だったのだから。

店内で食べるのも良し、
これからの季節、テイクアウトで爽やかな風を感じながら食べても最高だと思う。
「飯炊き仙人」の引退後、大手外食チェーンの傘下に入り、また元に戻った「銀シャリ屋 ゲコ亭」。
機会があれば、是非体験してみて下さい。

  


【銀シャリ屋 ゲコ亭】
住 所:大阪府堺市新在家町西1丁1−30    MAP
電 話:072-238-0934
営業時間:8:00〜14:00 
煙 草:禁煙
定休日:火・水
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)




※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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