冷やし中華 はじめました』
このチラシを見れば、今年も夏が来たか…と、季節を感じる。

熱々! 鍋焼きうどん』
そんな言葉を聞けば、寒い日にフラフラと吸い寄せられる。

食べ物で感じる季節感、今年もこの季節が来たかと、実感する…
が、夏でも鍋は食べたいし、冬でもそうめんや冷やし中華を食べたくなるということはないだろうか?

冬でも温かい沖縄にでも行けば…
意外と、冷たい沖縄そばを食べさせる店をあまり聞いたことがない。
冷房の効いた店で食べれば、温かい麺でも問題ないからかもしれない。

山形では、冬でも冷たい蕎麦が食べられる⁉
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“そば処 三津屋”は、大正時代から続く、山形の老舗。
本店は、山形駅から歩いて10分くらいのところにある。
しかし、山形駅直結の商業施設「S-PAL山形」の中にも店舗はあるのが嬉しい。

もちろん、ここでも山形名物の『冷やし肉そば』を味わうことが出来る。
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冷やし肉そばの他にも、いろんな蕎麦を楽しむことが出来る。
天丼とセットになった、ボリューム満点の蕎麦を楽しむもよし、
親鳥チャーシューをつまみに、山形の地酒を楽しむのも楽しそうだ。
 
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一瞬「カレーそば」の誘惑に負けそうになったり、「冷やし揚茄子おろしそば」に傾きそうになったが…

冬でも美味い!
   鶏だし醤油味の『冷やし肉そば』。

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透明感溢れるスープに、キュウリとネギの緑が映える。
出来上がって来た蕎麦を見た瞬間、季節のことは忘れてしまう。
冷たい蕎麦といえば、もりそばや冷やしたぬきが思い出される。
そのいずれも濃い目のつゆで食べるが、冷やし肉そばはどんな感じなのか…

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関西風を思わせる薄い色のつゆ。
鶏の旨味が効いていて、飲み干してしまいそうになる。

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冷たいつゆに浸った蕎麦はコシもキリッとしていてかなり良い感じ。
この状態の蕎麦を堪能できるのは、冷やし肉そばの最大の魅力かも…
いや、ちょっと待てよ。
冷やし肉そばと言うからには、もう一つの主役の存在を忘れてはいないか?

噛みしめて溢れる旨味の「親鳥」!
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そう、たっぷりと敷き詰められた親鳥。
若鶏に比べて肉は硬いが、その分旨味はシッカリとのっている。

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これだけたっぷりと乗っかっていると、つゆに旨味がどんどん溶け込んでいく。
蕎麦と一緒に合わせて食べても美味しいし、キュウリやネギと一緒に味わうのもオススメだ。

『冷やし肉そば』は、山形市から北へ25kmほど行った河北町が発祥の地。
蕎麦屋で飲んでいた客が、馬肉の煮込みを蕎麦に掛けて食べてみたところ、思いのほかに美味しくてその後、「馬肉の煮込みを蕎麦に掛けて!」と注文が入るようになった…もちろん、そんなものはメニューにはない。
いわゆる「裏メニュー」として常連たちが注文したのが『冷やし肉そば』の始まりだと言われる。

夏には冷やしシャンプーと『冷やし肉そば』。
冬でも、もちろん『冷やし肉そば』。
山形に来たときには是非!




【そば処 三津屋 エスパル山形店】
住 所:山形市香澄町1−1−1 エスパル山形 1F    MAP
電 話:023-628-1312
営業時間:11:00〜22:00(L.O.21:00) 
煙 草:禁煙
定休日:無休(エスパル山形に準ずる)
駐車場:あり(エスパル山形の駐車場)

お店のHPはコチラ


※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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