「食堂」
なんとも落ち着きのある響きだろうか。

忙しく動き回っていても、
緊張感を強いられる一日であっても、その言葉を聞いた瞬間だけはリラックスできる。

肩肘張らずに落ち着いた時間を約束してくれる、それが「食堂」という空間。

実際は、高級感に溢れた料理がいただける場所であっても「食堂」という言葉を冠した店…
と言えば、京都の『食堂おがわ』を思い出す。
名前は食堂、場所は京都の路地裏、店内はレトロな雰囲気でぬくもりがある…
が、出てくる料理はどれも一捻り加えたもの。
そして、その人気は凄まじく予約を取ることは極めて困難だ。

福岡の「食堂」と名の付く、
       只者ではない「食堂」。

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わかりやすい看板等は出ていない…
おそらく、ここを目指してくる人以外は目に止めないかもしれない。

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本日のメニューが手書きで書かれていて、その下に店の情報と、
店の名前“食堂セゾンドール”と書かれている。
メニューはコースのみで予約は必須だ。

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落ち着いた雰囲気の店内に、ゆったりと並ぶテーブルからはオープンキッチンの様子も見える。
その真中で腕を振るうのが前山シェフ。
料理の素材は毎日シェフによって厳選され、メニューが組み立てられる。

気持ちが高揚する!
    直筆で書かれた音符のようなメニュー。

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フランス語、日本語ともにシェフ直筆のメニュー。
「おぉ、これは凄いわ…」
と、パッと見はそう思うだけかもしれないが、じっと見つめていると料理の姿が浮かび上がってくる…かもしれない。

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『地鶏コンソメ』
さり気なく凄いやつ…そんな言葉が一番似合うかもしれない。
複雑な旨味が口の中で広がり変化する。
これを飲んで、ワクワクしない人なんているのか?

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『大分とらふぐ・キャビア』
これだけ見せられたら誰もフレンチだとわからないかもしれない。
フレンチにフグ?
食べれば確かにフグの食感。
そして、口の中で他の食材と融合した瞬間、これがフグでなければならない理由がわかる。
この旨味はふぐにしか出せない…そこにキャビアがしっかりと入り込んでいるのだ。

肩肘張らずに楽しむフレンチ。
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『鹿児島うなぎ ごぼう』
3品目にこれを持って来られても、もう違和感なんてない。
もし1品目なら「何じゃこれ??」となるかもしれないが、この時点なら「何だろ、早く食べたい!」となる。

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スプーンで掬い口に運ぶ。
鰻の旨みとごぼうがこれ以上ないほどに調和しているのが分かる。
これは面白い…そう、楽しいだけではなく面白い。
肩肘張らずに楽しむ…こういうことなのか。

和食のようなフレンチ。
見た目はたしかに和の要素をひしひしと感じる。

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『うにタルト』に使われる器も和の心を楽しませてくれる。
ひとくちで食べて口の中での調和をじっくりと楽しむのが正しいのか?
でも、一口で食べてしまえば確実に後悔するかも…
そんな事を考えながらワインとのペアリングを楽しむ。

ワインだけではなく、日本酒も登場する。
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ボトルを選んで、そのワインが料理とどんなマリアージュを奏でるのかを楽しむのももちろんいい。
でもここでは「ペアリング」をお願いすれば、その料理にあったお酒をグラスで出していただける。
ワインだけではなく日本酒が出てくるのも面白い。

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もしかしてそれも、「食堂」と名付けた理由なのかもしれない。

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言われなければイワシとは気が付かないかもしれない、『兵庫県産いわしムニエル トリュフ』。

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『モッツァレラババロア ワタリガニ 筋子 トマトジュレ』
素材の名前が並ぶ料理名…でも、食べればそれ以上の表現は出来ないと分かる。

地味に見える食材を、ご馳走に変身させる。
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『秋田 天然舞茸』
山に入って見つけることが出来れば、舞ってしまうほど嬉しくなることが由来と言われるのが理解できる舞茸。

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この料理にはワインが来るのかそれとも日本酒か。
そんな事を考えながら楽しめるのも面白い。

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『呼子甲イカ カリフラワー 柿 胡麻』
普段の料理では先ず組み合わせないものを一緒に味わえるのが楽しくて仕方がない。

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『牛ヒレ肉 蕪 赤ワインソース』
ここに蕪が来るのはちょっとしたサプライズ。
肉の濃厚な旨味の中でほろっと崩れる柔らかさがたまらない。

デザートも只者ではない…
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一品だけでは終わらないデザートたち。

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フレッシュなものから濃厚な甘みのもの、さっぱりしたものと変化を楽しめる。

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料理はもちろん、器へのこだわりも半端ではなく、目からも楽しむことが出来る。
まさに、五感で楽しめる空間だと言える。

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妥協しない素材選びとシェフのセンスと経験から繰り出される料理に魅了される。
一度味わえばまた必ず来たくなると思う。
また、違う季節にも是非訪れてみたいと思います。   

   


【食堂 セゾンドール】
住 所:福岡市南区高宮1−3−32 高宮第2オークマンション 1F    MAP
電 話:092-524-0432
営業時間:12:00〜15:00(L.O.13:30) 18:00〜23:00(L.O.20:00) 
煙 草:禁煙
定休日:月〜水  ※木・金・土・日の営業。
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)

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※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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