飲食店は場所が命…
よく、そう言われる。
いつも通る道に新しい店が出来たら、入ってみたくなる。
それも、いつも行列が出来ていれば尚更だ。
その反面、目立たない場所にあるにも関わらず、人気がある店も気になる。
自分だけが知っている隠れ家…を持っていたいと思う気持ちはされもが持っているものだ。
隠れすぎている、隠れ家フレンチ。

大阪市浪速区稲荷町。
最寄りの繁華街は「なんば」だが、歩くと20分ほどかかる。
付近に住む人以外は、わざわざ事はあまりないかもしれない場所かもしれない。

“genso”とだけ書かれた扉は予約したものだけが開けることが出来る。
鍵は暗証番号になっていて、予約時にその番号を教えてもらえるのだ。

外から見れば、2階にも席があるように見えたが吹き抜けになっている。
しかも、工場のような骨組みがそのまま残されたような感じで。

ここは鉄工所だったところをリノベーションして作ったフレンチレストラン。
そして、テーマは鉄と四元素。

火:食材の火入れの方法や熱の伝え方
土:生産者が土からこだわって作った野菜
風:ハーブや食材の持つ自然な香り
水:口に運ぶ水や料理に使う水のこだわり
元鉄工所で体験できる、至福のひととき。

『鮪 フォワグラ 黒リンゴ』
それらが、鉄骨のような形のサブレに乗っかっていて、元鉄工所を感じさせる。しかも、器は鉄製だ。

『オマールブルー 軍鶏 コンソメ』
スープと言えど、想定外の仕掛けを施してくる。
その余韻は長く、しっかりと旨味を感じさせてくれる。

『鮑 キャビア 柿』
そしてザクロ、雲丹、海ぶどうも加わり、鮑の肝ソースで整えてある。
キャビアに雲丹に鮑の肝ってワインに合うのか?

きっちり合わせてくるから楽しくて仕方がない。
こちらの店では、料理に合わせて飲み物を提供してくれる「ペアリングコース」も用意してくれている。
料理とワイン…だけではなく、クラフトビールが提供されることもある。

『白子 トリュフ エゴマ』
これには、スコットランドのスタウトビールを合わせていただく。
提案していただかなければ、なかなか出会うことが出来ないマリアージュだ。

『牡蠣 薫香 ホエイ』
牡蠣にはアルザスのリースリングを合わせてみる。

リースリングと言えば、日本では甘口の白ワインを連想する方も少なくないようだが、実際には辛口の白ワインの方が多く存在している。
そして、このワインの魅力の虜になる人も少なくない。
豊かな土が生み出した、ご褒美。

この全てが、これから出る一皿に乗っかってくるのだという。
パッと見ただけで、15種類以上はあるのではないだろうか?

『季節野菜 菊芋 発酵』
サラダ…と言えばサラダ。
でも、食べていて、こんなにも楽しい気持ちになるサラダには滅多にお目にかかれない。

ここで珍しいワインが登場。
これは、エーゲ海の真ん中にある、サントリーニ島のワイン。
日本からサントリーニ島へ行くには、2箇所以上の乗り継ぎを経て、約20時間。
それだけ時間が掛かるにも関わらず、その白く美しい街並みは一度入ってみたいと本気で思わせる魅力がある。
※サントリーニ島って、こんなところ。

『クエ 芽キャベツ ハーブ』
クエの存在は偉大だ。
たとえこのポーションでも、その存在感の大きさを感じさせてくれる。
そして、クエが持つ旨味を絶妙なハーブ使いで引き上げる技も本当に見事だ。

セラーに眠るワインのラインナップは、眺めているだけでも夢心地にさせてくれる。
5大シャトーはもちろん、ペトリュス、ルパン、DRCなどの希少なワインも並んでいる。

『フィレ 炭火 ゆり根』
肥後黒牛のフィレ肉の周りには、ゆり根。
炭火で完璧な火入れをされた肉は、そのままでも十二分に旨味を楽しむことが出来るが、百合根と一緒に味わえば、面白い変化を感じることが出来る。

超1流が並ぶ中にあっても、「私の心はここにある」。
ハートのワイン「シャトー・カロン・セギュール」の高貴な味わいに心をしばし奪われる。

『ノドグロ 米 ブイヤベース』
シンプルなメニュー名だが、これ以上何も言うことはない…と言うのが、ひとくち食べれば理解できる。
ブイヤベースの味わいとノドグロが持つコクのある旨味が絡み合い、米を至福の逸品に。
思わず見惚れる、3つのデザート。

『トリュフ ソルベ フラン』


『柚子 生姜 リンゴ』
味わいだけではなく、目からも楽しませてくれる。

『ガナッシュ フランポワーズ』
鉄骨のサブレに乗っかった前菜に始まり、最後は鉄筋に似せたガナッシュ。
ここで味わうと、鉄と言えども温かく感じるから本当に不思議だ。

Chef de cuisine
厨房はオープンになっていて、店の奥に行けば彼らの仕事を目の前に見ることが出来、その手さばきは本当に見事だった。
知っておいて損はない、とっておきの隠れ家フレンチ。
ちょっと特別な日の隠し玉に持っておいては如何だろうか?
至福の時間が約束されるだろう。
【genso】
住 所:大阪市浪速区稲荷2−7−18 MAP
電 話:06-6567-0555
営業時間:17:00〜22:30
煙 草:禁煙
定休日:火・水
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
お店のHPはコチラ
お店のInstagramはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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よく、そう言われる。
いつも通る道に新しい店が出来たら、入ってみたくなる。
それも、いつも行列が出来ていれば尚更だ。
その反面、目立たない場所にあるにも関わらず、人気がある店も気になる。
自分だけが知っている隠れ家…を持っていたいと思う気持ちはされもが持っているものだ。
隠れすぎている、隠れ家フレンチ。

大阪市浪速区稲荷町。
最寄りの繁華街は「なんば」だが、歩くと20分ほどかかる。
付近に住む人以外は、わざわざ事はあまりないかもしれない場所かもしれない。

“genso”とだけ書かれた扉は予約したものだけが開けることが出来る。
鍵は暗証番号になっていて、予約時にその番号を教えてもらえるのだ。

外から見れば、2階にも席があるように見えたが吹き抜けになっている。
しかも、工場のような骨組みがそのまま残されたような感じで。

ここは鉄工所だったところをリノベーションして作ったフレンチレストラン。
そして、テーマは鉄と四元素。

火:食材の火入れの方法や熱の伝え方
土:生産者が土からこだわって作った野菜
風:ハーブや食材の持つ自然な香り
水:口に運ぶ水や料理に使う水のこだわり
元鉄工所で体験できる、至福のひととき。

『鮪 フォワグラ 黒リンゴ』
それらが、鉄骨のような形のサブレに乗っかっていて、元鉄工所を感じさせる。しかも、器は鉄製だ。

『オマールブルー 軍鶏 コンソメ』
スープと言えど、想定外の仕掛けを施してくる。
その余韻は長く、しっかりと旨味を感じさせてくれる。

『鮑 キャビア 柿』
そしてザクロ、雲丹、海ぶどうも加わり、鮑の肝ソースで整えてある。
キャビアに雲丹に鮑の肝ってワインに合うのか?

きっちり合わせてくるから楽しくて仕方がない。
こちらの店では、料理に合わせて飲み物を提供してくれる「ペアリングコース」も用意してくれている。
料理とワイン…だけではなく、クラフトビールが提供されることもある。

『白子 トリュフ エゴマ』
これには、スコットランドのスタウトビールを合わせていただく。
提案していただかなければ、なかなか出会うことが出来ないマリアージュだ。

『牡蠣 薫香 ホエイ』
牡蠣にはアルザスのリースリングを合わせてみる。

リースリングと言えば、日本では甘口の白ワインを連想する方も少なくないようだが、実際には辛口の白ワインの方が多く存在している。
そして、このワインの魅力の虜になる人も少なくない。
豊かな土が生み出した、ご褒美。

この全てが、これから出る一皿に乗っかってくるのだという。
パッと見ただけで、15種類以上はあるのではないだろうか?

『季節野菜 菊芋 発酵』
サラダ…と言えばサラダ。
でも、食べていて、こんなにも楽しい気持ちになるサラダには滅多にお目にかかれない。

ここで珍しいワインが登場。
これは、エーゲ海の真ん中にある、サントリーニ島のワイン。
日本からサントリーニ島へ行くには、2箇所以上の乗り継ぎを経て、約20時間。
それだけ時間が掛かるにも関わらず、その白く美しい街並みは一度入ってみたいと本気で思わせる魅力がある。
※サントリーニ島って、こんなところ。

『クエ 芽キャベツ ハーブ』
クエの存在は偉大だ。
たとえこのポーションでも、その存在感の大きさを感じさせてくれる。
そして、クエが持つ旨味を絶妙なハーブ使いで引き上げる技も本当に見事だ。

セラーに眠るワインのラインナップは、眺めているだけでも夢心地にさせてくれる。
5大シャトーはもちろん、ペトリュス、ルパン、DRCなどの希少なワインも並んでいる。

『フィレ 炭火 ゆり根』
肥後黒牛のフィレ肉の周りには、ゆり根。
炭火で完璧な火入れをされた肉は、そのままでも十二分に旨味を楽しむことが出来るが、百合根と一緒に味わえば、面白い変化を感じることが出来る。

超1流が並ぶ中にあっても、「私の心はここにある」。
ハートのワイン「シャトー・カロン・セギュール」の高貴な味わいに心をしばし奪われる。

『ノドグロ 米 ブイヤベース』
シンプルなメニュー名だが、これ以上何も言うことはない…と言うのが、ひとくち食べれば理解できる。
ブイヤベースの味わいとノドグロが持つコクのある旨味が絡み合い、米を至福の逸品に。
思わず見惚れる、3つのデザート。

『トリュフ ソルベ フラン』


『柚子 生姜 リンゴ』
味わいだけではなく、目からも楽しませてくれる。

『ガナッシュ フランポワーズ』
鉄骨のサブレに乗っかった前菜に始まり、最後は鉄筋に似せたガナッシュ。
ここで味わうと、鉄と言えども温かく感じるから本当に不思議だ。

Chef de cuisine
厨房はオープンになっていて、店の奥に行けば彼らの仕事を目の前に見ることが出来、その手さばきは本当に見事だった。
知っておいて損はない、とっておきの隠れ家フレンチ。
ちょっと特別な日の隠し玉に持っておいては如何だろうか?
至福の時間が約束されるだろう。
【genso】
住 所:大阪市浪速区稲荷2−7−18 MAP
電 話:06-6567-0555
営業時間:17:00〜22:30
煙 草:禁煙
定休日:火・水
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
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※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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