山形に行くならば…インドのカレーが好きならば、是非行っておいたほうが良い店がありますよ。
もしかすると、日本に、あれだけのインド料理を食べさせる店、他にはないかも知れませんよ!
但し、少々個性的ではありますが…
そんな感じで教えていただいた店がある。
一言で言えば「カオス」。
そんな言葉が似合うのだという。
インド料理は好きである。
日本人の好みに合わせた…そんな言葉を一蹴している店…
そんな店のほうが好みかもしれない。
それでも、「いやぁ、凄い店ですよ〜」と、教えてくれた人は言う。
ちなみにその人もかなりマニアックな人だ。
店の開店時間である、12:00を少し過ぎたくらいに訪れてみる。
このエリアに、超本気のインド料理店がある。

山形駅から歩けば20分弱、七日町と言うエリアに店はある。
よく見れば「カリー インド料理 ジャイ」と書かれたピンクの看板と、
“JAY”と書かれた看板が置かれているのを見つけることが出来る。

この路地を奥へ入っていくと店の入口があるようだ。

入口はここ。
誰が見てもわかりやすいようになっている…と、私にはそう見えた。

「OPEN」の表示が出ているので営業中だ。
当たり前のように「こんにちは〜」とでも言って入店してみることに。
ここで注意点を2点ほど。

40歳以上の半ズボンの男性、そして覗き見入店お断り。
「OPEN」と書かれているにも関わらず「やってますか〜?」と声をかけて入るのはご法度。
そして、オッサンは短パンを履いてくるな!…と言う意味。
これはジャイのルールだから厳守するように。
その代わり、その後にはパラダイスが待っている。

店内は、カウンター席が僅か4席。
足の踏み場もないかも知れない…と、言われていたが、そんなことはなく、スッキリとした店内だ。
「ランチセットしかありませんが…」と、店主。
「あ、ランチセットでお願いします!」
そんなやり取りをして、カウンター席の奥に座らせていただく。
その店に初めて来る時にある、特有の緊張感。
そして、カウンターの目の前には店主。
少しだけ、面接の時に緊張感に似たものがある。

ちなみにメニューはこんな感じ。
ランチとディナーはほぼ同じ(に見えるが、若干違うのかも知れない)。
最終火曜日似ディナータイムには、予約限定のメニューも提供しているのだとか。
カウンターの中では店主が準備に取り掛かる。
「お冷です。 濁っているのはライムを絞っているからです。」
そう言って、お冷を提供してくれた。
ライムの香りがしてスッキリと美味しい。
そして、続きてサラダも提供された。

「どちらからいらっしゃったの?」
「大阪です。」
「そんなんですか、うちはね、地元の人はあまり来ないのですよ。」
山形の人は、日本的なカレーが好みなのだろうか?
カウンター席が5席…
でも、一番奥のカウンター席は使われていないので、実質4席。
カウンター席のその奥にも空間があるが、カーテンで仕切られていてその中を見ることは出来ない。
ただその部屋にはテレビが置かれていて、その画面は見ることが出来料になっている。
そこは、店主のプライベート空間なのだろうか?
カウンター席の背面には、本が並べられている…が、それも触ってはいけない(と、思われる)。
カオス…と言う言葉が確かにピッタリとハマる。
そんな空間ですよ、と、聞いていたが、まさにそのとおり、
ここは店主の城である。
そんな城にお邪魔させていただき、振る舞われるインド料理を楽しむ空間。
一般ウケはしないかも知れないが、私はこういうのがかなり好きだ。
おもてなしの気持ちが溢れる『ランチセット』

ムルグカリー(チキン)、ヴェジタリアンカリー(野菜)、アンダーマサーラー(ゆで玉子)、ダール(豆)の4種類がカトゥリに入って並ぶ。
プラオ(ご飯)の上に、プーリー(揚げたチャパティ)。
そして、右にバナナのチャトニーと左にピクルスが並ぶ。
「酸味が強いかも…」と、友人は言っていたが、私にはそう感じなかった。
食べてビックリ、
どストライクな味わい!

チキンに寄り添う感じのスパイスが心地よく、一体となっている。

野菜の味わいを包み込むような味わい、そして「もしかしたら、ゆで玉子を一番美味しく食べる方法では?」と思わせるアンダーマサーラーも素晴らしい。
私にとって、どストライクの味わいがここにある。

ダールは単体で食べても美味しいが、他のカリーと一緒に混ぜて食べれば、より一層その存在感を感じることが出来る。
それにしても、このど真ん中感は一体何だ⁉
いつまでも食べ続けていたい衝動に駆られてしまった。
どれも、もの凄く洗練されているのだ。
「もし足りなかったら、おかわりを…」
そんな店主の声に甘えさせていただき、少しおかわりを頂いた。
すると、プラオに加えて、少しのカレーと、リンゴのチャツネを出していただいた。
それにしても、こんな美味しいチャツネは初めて食べたかも知れない。

食後には、マサーラーチャイを入れていただいた。
香りが素晴らしい!
数多くインドを訪れて、ホンモノの味わいを知っている店主だからこそ作ることが出来る味わいなのだろう。

そして、コメを使ったインドのSWEET。
甘いコメ⁉
そう思うかも知れないが、違和感はない。
考えてみれば、日本でもおはぎや桜餅などは、コメを使ったスイーツである。
不思議なのは、これだけ食べておかわりまでしたにも関わらず、胃のモタレは一切ない。
実にスッキリしているのだ。
こんなレベルのインド料理が山形にあるとは…
すっかり感動してしまった。
万人受けはしないと思う。
でも、インド料理が好きな人は是非食べに行くことをオススメします!
もしかしたら、今まで経験したインド料理が嘘のように感じる人もいるかも知れない。
今度、山形を訪れたときも、是非立ち寄らせていただきたいと思います。
【ジャイ】
住 所:山形市七日町2-3-30 MAP
電 話:023-623-6200
営業時間:12:00〜14:00 19:00〜22:00
煙 草:禁煙
定休日:火曜日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
Instagramでも情報発信中! Follow me!!
美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
ポチッと、押してやってくださいな! →
グルメランキング
にほんブログ村
もしかすると、日本に、あれだけのインド料理を食べさせる店、他にはないかも知れませんよ!
但し、少々個性的ではありますが…
そんな感じで教えていただいた店がある。
一言で言えば「カオス」。
そんな言葉が似合うのだという。
インド料理は好きである。
日本人の好みに合わせた…そんな言葉を一蹴している店…
そんな店のほうが好みかもしれない。
それでも、「いやぁ、凄い店ですよ〜」と、教えてくれた人は言う。
ちなみにその人もかなりマニアックな人だ。
店の開店時間である、12:00を少し過ぎたくらいに訪れてみる。
このエリアに、超本気のインド料理店がある。

山形駅から歩けば20分弱、七日町と言うエリアに店はある。
よく見れば「カリー インド料理 ジャイ」と書かれたピンクの看板と、
“JAY”と書かれた看板が置かれているのを見つけることが出来る。

この路地を奥へ入っていくと店の入口があるようだ。

入口はここ。
誰が見てもわかりやすいようになっている…と、私にはそう見えた。

「OPEN」の表示が出ているので営業中だ。
当たり前のように「こんにちは〜」とでも言って入店してみることに。
ここで注意点を2点ほど。

40歳以上の半ズボンの男性、そして覗き見入店お断り。
「OPEN」と書かれているにも関わらず「やってますか〜?」と声をかけて入るのはご法度。
そして、オッサンは短パンを履いてくるな!…と言う意味。
これはジャイのルールだから厳守するように。
その代わり、その後にはパラダイスが待っている。

店内は、カウンター席が僅か4席。
足の踏み場もないかも知れない…と、言われていたが、そんなことはなく、スッキリとした店内だ。
「ランチセットしかありませんが…」と、店主。
「あ、ランチセットでお願いします!」
そんなやり取りをして、カウンター席の奥に座らせていただく。
その店に初めて来る時にある、特有の緊張感。
そして、カウンターの目の前には店主。
少しだけ、面接の時に緊張感に似たものがある。

ちなみにメニューはこんな感じ。
ランチとディナーはほぼ同じ(に見えるが、若干違うのかも知れない)。
最終火曜日似ディナータイムには、予約限定のメニューも提供しているのだとか。
カウンターの中では店主が準備に取り掛かる。
「お冷です。 濁っているのはライムを絞っているからです。」
そう言って、お冷を提供してくれた。
ライムの香りがしてスッキリと美味しい。
そして、続きてサラダも提供された。

「どちらからいらっしゃったの?」
「大阪です。」
「そんなんですか、うちはね、地元の人はあまり来ないのですよ。」
山形の人は、日本的なカレーが好みなのだろうか?
カウンター席が5席…
でも、一番奥のカウンター席は使われていないので、実質4席。
カウンター席のその奥にも空間があるが、カーテンで仕切られていてその中を見ることは出来ない。
ただその部屋にはテレビが置かれていて、その画面は見ることが出来料になっている。
そこは、店主のプライベート空間なのだろうか?
カウンター席の背面には、本が並べられている…が、それも触ってはいけない(と、思われる)。
カオス…と言う言葉が確かにピッタリとハマる。
そんな空間ですよ、と、聞いていたが、まさにそのとおり、
ここは店主の城である。
そんな城にお邪魔させていただき、振る舞われるインド料理を楽しむ空間。
一般ウケはしないかも知れないが、私はこういうのがかなり好きだ。
おもてなしの気持ちが溢れる『ランチセット』

ムルグカリー(チキン)、ヴェジタリアンカリー(野菜)、アンダーマサーラー(ゆで玉子)、ダール(豆)の4種類がカトゥリに入って並ぶ。
プラオ(ご飯)の上に、プーリー(揚げたチャパティ)。
そして、右にバナナのチャトニーと左にピクルスが並ぶ。
「酸味が強いかも…」と、友人は言っていたが、私にはそう感じなかった。
食べてビックリ、
どストライクな味わい!

チキンに寄り添う感じのスパイスが心地よく、一体となっている。

野菜の味わいを包み込むような味わい、そして「もしかしたら、ゆで玉子を一番美味しく食べる方法では?」と思わせるアンダーマサーラーも素晴らしい。
私にとって、どストライクの味わいがここにある。

ダールは単体で食べても美味しいが、他のカリーと一緒に混ぜて食べれば、より一層その存在感を感じることが出来る。
それにしても、このど真ん中感は一体何だ⁉
いつまでも食べ続けていたい衝動に駆られてしまった。
どれも、もの凄く洗練されているのだ。
「もし足りなかったら、おかわりを…」
そんな店主の声に甘えさせていただき、少しおかわりを頂いた。
すると、プラオに加えて、少しのカレーと、リンゴのチャツネを出していただいた。
それにしても、こんな美味しいチャツネは初めて食べたかも知れない。

食後には、マサーラーチャイを入れていただいた。
香りが素晴らしい!
数多くインドを訪れて、ホンモノの味わいを知っている店主だからこそ作ることが出来る味わいなのだろう。

そして、コメを使ったインドのSWEET。
甘いコメ⁉
そう思うかも知れないが、違和感はない。
考えてみれば、日本でもおはぎや桜餅などは、コメを使ったスイーツである。
不思議なのは、これだけ食べておかわりまでしたにも関わらず、胃のモタレは一切ない。
実にスッキリしているのだ。
こんなレベルのインド料理が山形にあるとは…
すっかり感動してしまった。
万人受けはしないと思う。
でも、インド料理が好きな人は是非食べに行くことをオススメします!
もしかしたら、今まで経験したインド料理が嘘のように感じる人もいるかも知れない。
今度、山形を訪れたときも、是非立ち寄らせていただきたいと思います。
【ジャイ】
住 所:山形市七日町2-3-30 MAP
電 話:023-623-6200
営業時間:12:00〜14:00 19:00〜22:00
煙 草:禁煙
定休日:火曜日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
Instagramでも情報発信中! Follow me!!
美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
ポチッと、押してやってくださいな! →

グルメランキング

にほんブログ村