「よろんけんぽう」を知っているか⁉
けんぽう…といっても、憲法でも拳法でもない。

『与論献奉』と書く。
与論献奉は島の永遠の繁栄を念願し お客様に感謝し、心から歓迎して
町民の誠の心を献上するもので永禄四年から施行された。
与論献奉は、島を訪れた人を歓迎し酒を振る舞うこと。
与論島で酒と言えば、黒糖焼酎の「島有泉」。
アルコール度数は20度だ。
これを少々大きな盃に注いで、回し飲む…
島を訪れる人を歓迎してくれる心意気のことなのか…
と思い、続きを読んでみる。
与論献奉は 敵物適量を厳に一回だけ施行する。
与論献奉は、平等に施工し、何人たりともこれを断ることはできない。
但し、断ることは出来ない。
与論献奉施行中は、何人たりとも離席せず、私語を慎み献杯者のスピーチを拝聴しなければならない。
そして、逃げることも出来ない。
この献奉は、自作自演で一切の責任は負わないものとする。
……………。
もしかすると、
与論献奉の現場に遭遇するかも知れない店…

与論島の繁華街(と言ってもいいだろう)、茶花地区で人気の居酒屋、
“かよい舟”。
同じくこの地区にある居酒屋「ひょうたん」とともに人気の店だ。
与論島の美味しい海の幸や郷土料理はもちろん、いつもの居酒屋料理も楽しむことができるので、観光客だけではなく、地元に人にも人気の居酒屋だ。
カウンター席、テーブル席だけではなく座敷もあるから、宴会の需要も少なくない。
運が良ければ、与論島の歓迎の儀式である「与論献奉」を間近に見ることが出来るかもしれない店なのだ。

店に入ってすぐのところに「本日のお刺身」書かれた札と鮮魚。
多くの人が「南の魚」と呼んで、積極的に食べないかもしれないが、与論に来たならば騙されたと思って食べてほしい。

『島魚の刺身』
アッサリとしながらも旨味が乗って、想像していたよりも上々の味わいだ。
これを、鹿児島県など九州によくある甘い醤油でいただく。
これを一度体験してしまうと、普通の醤油では物足りなく感じる…かもしれない。

地元で取れる魚以外にも、いろんな料理を楽しむことが出来る。
ヨロンアイランドビーフも気になるが、今回は「奄美黒ほろほろ鳥」をお願いすることに。

『奄美黒ほろほろ鳥 たたき』
もも肉と胸肉の盛り合わせ。
双方ともに、噛みしめればどんどん旨味が溢れ出す。
そして、こいつも甘口の醤油がすごく合う。
与論は沖縄に一番近い鹿児島県…料理を食べていると実感が湧いてくる。
沖縄と鹿児島の「美味しい」を両方体験できる店。

『もずくの天ぷら』
今度は沖縄の居酒屋でよく見かけるもの。
もずくだけではなく、玉ねぎや人参と一緒に揚げられていて、かき揚げ風だ。
もずくの食感と風味の中に玉ねぎの甘みが加わりやめられない味わい。
中々技ありだと思うぞ、居酒屋かよい舟!

郷土料理満載なのかと思いきや、『揚げだし豆腐』のような定番の居酒屋メニューもあるから何だかホッとしてしまう。
入口にはオリオンビールのポスター。
でも、沖縄の居酒屋とはちょっと違う。
鹿児島と沖縄のハイブリッド…とでも言えばよいのだろうか?
おそらく日本中で与論島だけの雰囲気。
体験しておいて損はないですよ!
【かよい舟】
住 所:鹿児島県大島郡与論町大字茶花35-1 MAP
電 話:0997-97-3189
営業時間:17:00〜24:00
煙 草:禁煙
定休日:不定休
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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けんぽう…といっても、憲法でも拳法でもない。

『与論献奉』と書く。
与論献奉は島の永遠の繁栄を念願し お客様に感謝し、心から歓迎して
町民の誠の心を献上するもので永禄四年から施行された。
与論献奉は、島を訪れた人を歓迎し酒を振る舞うこと。
与論島で酒と言えば、黒糖焼酎の「島有泉」。
アルコール度数は20度だ。
これを少々大きな盃に注いで、回し飲む…
島を訪れる人を歓迎してくれる心意気のことなのか…
と思い、続きを読んでみる。
与論献奉は 敵物適量を厳に一回だけ施行する。
与論献奉は、平等に施工し、何人たりともこれを断ることはできない。
但し、断ることは出来ない。
与論献奉施行中は、何人たりとも離席せず、私語を慎み献杯者のスピーチを拝聴しなければならない。
そして、逃げることも出来ない。
この献奉は、自作自演で一切の責任は負わないものとする。
……………。
もしかすると、
与論献奉の現場に遭遇するかも知れない店…

与論島の繁華街(と言ってもいいだろう)、茶花地区で人気の居酒屋、
“かよい舟”。
同じくこの地区にある居酒屋「ひょうたん」とともに人気の店だ。
与論島の美味しい海の幸や郷土料理はもちろん、いつもの居酒屋料理も楽しむことができるので、観光客だけではなく、地元に人にも人気の居酒屋だ。
カウンター席、テーブル席だけではなく座敷もあるから、宴会の需要も少なくない。
運が良ければ、与論島の歓迎の儀式である「与論献奉」を間近に見ることが出来るかもしれない店なのだ。

店に入ってすぐのところに「本日のお刺身」書かれた札と鮮魚。
多くの人が「南の魚」と呼んで、積極的に食べないかもしれないが、与論に来たならば騙されたと思って食べてほしい。

『島魚の刺身』
アッサリとしながらも旨味が乗って、想像していたよりも上々の味わいだ。
これを、鹿児島県など九州によくある甘い醤油でいただく。
これを一度体験してしまうと、普通の醤油では物足りなく感じる…かもしれない。

地元で取れる魚以外にも、いろんな料理を楽しむことが出来る。
ヨロンアイランドビーフも気になるが、今回は「奄美黒ほろほろ鳥」をお願いすることに。

『奄美黒ほろほろ鳥 たたき』
もも肉と胸肉の盛り合わせ。
双方ともに、噛みしめればどんどん旨味が溢れ出す。
そして、こいつも甘口の醤油がすごく合う。
与論は沖縄に一番近い鹿児島県…料理を食べていると実感が湧いてくる。
沖縄と鹿児島の「美味しい」を両方体験できる店。

『もずくの天ぷら』
今度は沖縄の居酒屋でよく見かけるもの。
もずくだけではなく、玉ねぎや人参と一緒に揚げられていて、かき揚げ風だ。
もずくの食感と風味の中に玉ねぎの甘みが加わりやめられない味わい。
中々技ありだと思うぞ、居酒屋かよい舟!

郷土料理満載なのかと思いきや、『揚げだし豆腐』のような定番の居酒屋メニューもあるから何だかホッとしてしまう。
入口にはオリオンビールのポスター。
でも、沖縄の居酒屋とはちょっと違う。
鹿児島と沖縄のハイブリッド…とでも言えばよいのだろうか?
おそらく日本中で与論島だけの雰囲気。
体験しておいて損はないですよ!
【かよい舟】
住 所:鹿児島県大島郡与論町大字茶花35-1 MAP
電 話:0997-97-3189
営業時間:17:00〜24:00
煙 草:禁煙
定休日:不定休
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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