ワンタンメンって肉が入ってるの⁉

これは、子供の頃の私が、エースコックの黄色いパッケージ『エースコックのワンタンメン』の袋をマジマジと見つめながら親に聞いた言葉。
そう、♪ぶたぶたこぶた…♪ の、アレ。

「ワンタンには肉をつつんでいません」

と書かれた文字を見つめて。

本当にワンタンメンのワンタンには肉が包まれているんだ…
一度、肉が包まれたワンタンが入ったワンタンメンを食べてみたい。
そして、実際に肉が入ったワンタンメンを食べてみた。
なるほど…皮で肉を包んでいるが、餃子とは違う。
これならばラーメンの具材としても悪くない。

でも、ワンタンを「雲呑」と書くのを心から納得したのはそれからまだ少しあと。

それは、衝撃の出会いだった。
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ワンタンメンの麺月”
ラーメンのレベルが高いと言われる山形の中でも、自家製麺の比率が特に高いと言われる酒田市。
魚介を使ったスープとモチモチした食感の麺の虜になる人も少なくないという。
そんな酒田のラーメン店の中でもこの店の人気はすごいと言われているらしい。

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創業昭和35年。
60年以上、自家製麺と自家製薄皮ワンタンにこだわり続けている店。

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看板商品のワンタンメンには、醤油・スタミナ・塩味があり、
煮たまご、チャーシュー、そして麺なし(ワンタンのみ)などを選んでいくメニュー構成だ。

澄んだスープに
  チャーシュー、煮たまごが整列!

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『煮たまご入りワンタンメン(醤油)
チャーシューワンタンメンでなくとも、大きなチャーシューが3枚は嬉しい。
煮たまごは入れたほうが映えるようだ。

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スープは鶏の旨味に溢れ、一口で魅了されてしまう。
一口のつもりが二口、三口と、ついついスープを楽しんでしまう。
ちなみに、各メニュー「こってり」にすることも可能だそう。

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麺はもちろん自家製麺。
このしなやかさとモッチリとした食感に魅せられ、気がつけば店の前に並んでいる…
食べた瞬間に、それが人ごとではなくなるのがよく分かる。
これが創業以来、こだわり続けている自家製麺の実力か。

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この中においては、少し違う存在の煮たまご。
絶対に必要か…と聞かれれば、好きな人はどうぞ、という感じ。
但し、ちょうどよい味変になることは確か。
しっかりとスープの旨味と絡めて楽しむのが面白いと思われる。

凄いワンタンに出会ってしまった…
   これが雲を呑むということなのか⁉

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たかがワンタン、されどワンタン。
食べる前までは、その程度だと思っていた。
もっと言えば、自分がワンタンで感動するなんて思ってもいなかったのだ。

箸で持つことが不可能な薄さ。
レンゲで掬って、そのまま口に運ぶ。
その瞬間、ワンタンが口に吸い込まれていくような感覚に陥るのだ。

チュルン…と、よく表現されるワンタンだが、これはスルルルル…という感じ。
音を立てずに吸い込まれていくような感じなのだ。
ワンタンを「雲呑」とかく理由はそういうことなのか…と、勝手に納得してしまった。

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気がつけば、やってしまった。
スープまで全部は控えよう…と思っているものの、止められなかった。
そんな魅力と魔力に満ち溢れた一杯だった。

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自家製麺の比率は酒田が日本一。
そんな酒田で創業以来こだわり抜いた、麺と極薄ワンタン。
メニューに「ワンタンのみ」があったのも納得。

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ピーク時はそれなりの待ち時間が必要になるかも…
ぜひ、時間に余裕を持ってお出かけくださいね!

  

【ワンタンメンの満月 酒田本店】
住 所:山形県酒田市東中の口町2−1    MAP
電 話:0234-22-0166
営業時間:11:00〜16:30 
煙 草:禁煙
定休日:不定休(基本、火曜日が休み) HPに営業日カレーンダーあり。
駐車場:あり(店前に軽自動車2台分、店付近に専用駐車場2ヶ所)

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