大阪名物甘辛カレー。
食べれば最初に野菜やフルーツなどの甘みを感じ、あとからスパイスの辛さが追いかけてくるカレーのことを指す。

大阪…とあるが、それは何故か?
大阪に昔からあるインデアンカレーやピッコロなど、大阪のカレー店に良く見られるタイプのカレーだから、そう呼ばれるのかもしれない。
実際に、最初甘く、その後からじわじわと辛さが…のタイプのカレーは多く提供されている。

では、東京ではどのようなカレーがポピュラーなのか?
カレーの聖地と呼ばれる神保町に行ってみた。

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お邪魔させていただいたのは、神保町交差点の南東角にある、
“ガヴィアル”
1982年の創業以来、継ぎ足して使われているカレーソースが自慢の店。
「次の日の朝のカレーが美味い!」どころの騒ぎではない、ここでは40年を超える深みの味わいが体験できるかもしれない。

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店はこのビルの2階。
朝11:00少し前には、1階にまで開店を待つ人の列ができる人気店だ。

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ビーフ、ポーク、チキン、海老、ホタテ、アサリ、野菜と揃っている。
どれか一つに決めるなんて出来ない…
そんな人には、ミートカレー(ビーフ・ポーク・チキン)やミックスカレー(チキン・エビ・アサリ)のようないろんな具材を楽しめるカレーも用意されている。

『ご馳走』なカレーを存分に楽しむ。
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カレーポットにたっぷりと入って提供されるカレーは、ご馳走そのもの。
いつものカレーではなく、ちょっと特別な日に食べるカレーを意識させてくれる。

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別盛りのご飯の上にはチーズが散りばめられている。
こんなところにまで特別な演出が施されていて、ワクワク感が止まらない。

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別添えで提供されるじゃがいもは1個もしくは2個を選べる。
カレーの前菜に食べるのも良し、カレーの合間のチェイサー代わりに食べるのも良し。
あ…カレーに入れて一緒に食べるのはどうなのか?
もしかして、そんなのもアリかもしれない。
たかがじゃがいも、されどじゃがいも…
こんなところでも楽しめるのが神保町カレーの懐の深さか?

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カレーポットに入ったカレーを、ご飯の上に少しずつ掛けてみる。
最初から全てのルーを掛けても豪華な感じになって良いかもしれないが、折角カレーポットで提供されているので、少しずつ掛けてみる。
そうすれば、カレー、ご飯ともに最高のクォリティで楽しむことが出来るからだ。

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ガヴィアルのチキンは、香ばしくカリカリに焼き目をつけたものが使われている。
食べてみると、確かにチキンが香ばしい。
ビーフ、ポーク、チキンとあれば、ビーフを選びがちだが、チキンも捨てがたい存在になるな…

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アサリが入るとそれだけで旨味に深みが加わる。
そういえば、ガヴィアルのカレーは甘くて辛いタイプではなく、具材の旨味がぐぐっと押し寄せるタイプ。
そして、それらを持ち上げるようにスパイスの心地よさが余韻となって押し寄せてくる。

ゴロゴロ具材の豪華なカレー!
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折角なので、後半は全てのカレーをご飯の上に掛けてみる。
チキンにエビ、マッシュルームがゴロゴロと入る中、アサリがその隙間を埋めるようにたっぷりと入っているのを目にすることが出来る。
ここからはリミッター解除、思う存分カレーを堪能させていただいた。

カレーと古書の街、神保町。
本を片手にカレーを…が、カレーの街と呼ばれる由来らしいが、ここはじっくりとカレーに向き合ってみてはどうだろうか。
良く知っているようで、知らなかったカレーの世界を垣間見ることが出来るかもしれない…





【ガヴィアル】
住 所:東京都千代田区神田神保町1-9 稲垣ビル 2F    MAP
電 話:03-6273-7148
営業時間:11:00〜22:00(L.O.21:30) ※月曜日は15:30まで。
煙 草:禁煙
定休日:火曜日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)

お店のHPはコチラ


※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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