隠れ家…
まるでこの店のためにあるような言葉だ。
「あ・ら・伊達な道の駅」からは歩いて2分。
JR池月駅からも歩いて2〜3分。
まさに駅前のラーメン屋なのだが、おそらく偶然見つけることはできない店、
それが”菅原食堂”だ。
何故ならば、道の駅があり、交通量もそこそこある国道から1本入った道沿い、ここに住む人しか入っていかないような裏道にポツンと存在しているから。
昔は「菅原」と書かれた看板が掛けられてあったそうなのだが、今はその看板もなく、『昔の味ラーメン』と書かれた看板が掛かるのみ。
とは言え、これを見つけてしまったのならば、気にならないわけがない。
癒やしの空間で食べる、
普段着の懐かしい味わい。
店内には、4人がけのテーブルが3卓あって12席。
席に座れば、女将さんが注文を聞きに来てくれる。
「中華そばをください」
「はーい、ちょっと待っててね〜」
お品書きは、中華そば、大盛中華、チャーシューメン、大盛チャーシューメン。
そして、夏季限定で冷やし中華が加わる。
カウンターに掛かる暖簾に「みやぎ米 ササニシキ」の文字がある。
おそらく、昔はラーメンの他にも丼ものなどを出していたのだろう。
ここではゆったりと時間が流れる。
窓の外に広がる田園。
宮城県の地図と宮城県警察のカレンダー…
中華そばが出来上がるまで、ゆったりと流れる時間を楽しんでみる。
我々の他には、作業服の男性と地元の人っぽい御夫婦。
みんな静かに中華そばを味わっている、おそらく二組とも常連さんだろう。
シンプルだが、それがいい…
いや、それがいい。
ラーメンと中華そばの違いって何なのだろう?
たまにそんな事を考える。
醤油味が中華そばで、とんこつ味がラーメン?
いや、そうではない。
シンプルか、それとも複雑か?
そうでもない。
言葉で説明すれば、その時点で違和感が出る。
でも、この中華そばを見れば「これが中華そば」の一言で済んでしまう。
そんな不思議な魅力があふれる中華そば。
『昔の味ラーメン』と看板には書いてあるが、これは明らかに中華そばだ。
澄んだスープにネギが浮かぶ。
一口飲んだ瞬間に「うわ、美味ぁ〜…」となるタイプではない。
一口、二口、三口と飲むうちに、じわじわと旨味が効いてくるタイプのスープだ。
麺は、中細のストレート麺で、デフォルトは少し柔らかめ。
逆にこの柔らかさが昭和30年の味わいを再現しているように感じられ、五臓六腑に沁み渡る。
硬めが好きな人は注文のときにリクエストすれば叶えてくれるのではなかろうか。
チャーシュー、なると、メンマ。
シンプルながら、オールスター勢揃いと言ったところだろうか。
チャーシューはトラディショナルなしっかりとした食感。
噛みしめるほどに旨味が沁み出てきて、上品な旨味が口の中いっぱいに広がっていく。
流行りのとろとろタイプではないが、このタイプのチャーシュのファンは少なくないと思う。
次回は是非、チャーシューメンを注文してしっかりと味わってみたくなった。
隠れ家のようにポツンと存在する『昔の味ラーメン』の店。
JR陸羽東線「池月駅」から行く場合は、帰りの列車の時刻の確認も忘れずに…
とは言え、車で行くのが賢明だろう、列車は1時間に1本…無い時間帯もあるので。
【菅原食堂】
住 所:宮城県大崎市岩出山池月下宮白山22-2 MAP
電 話:0229-78-2326
営業時間:11:00〜14:00
煙 草:
定休日:木曜日
駐車場:あり(お店の横に3台分ほど)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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まるでこの店のためにあるような言葉だ。
「あ・ら・伊達な道の駅」からは歩いて2分。
JR池月駅からも歩いて2〜3分。
まさに駅前のラーメン屋なのだが、おそらく偶然見つけることはできない店、
それが”菅原食堂”だ。
何故ならば、道の駅があり、交通量もそこそこある国道から1本入った道沿い、ここに住む人しか入っていかないような裏道にポツンと存在しているから。
昔は「菅原」と書かれた看板が掛けられてあったそうなのだが、今はその看板もなく、『昔の味ラーメン』と書かれた看板が掛かるのみ。
とは言え、これを見つけてしまったのならば、気にならないわけがない。
癒やしの空間で食べる、
普段着の懐かしい味わい。
店内には、4人がけのテーブルが3卓あって12席。
席に座れば、女将さんが注文を聞きに来てくれる。
「中華そばをください」
「はーい、ちょっと待っててね〜」
お品書きは、中華そば、大盛中華、チャーシューメン、大盛チャーシューメン。
そして、夏季限定で冷やし中華が加わる。
カウンターに掛かる暖簾に「みやぎ米 ササニシキ」の文字がある。
おそらく、昔はラーメンの他にも丼ものなどを出していたのだろう。
ここではゆったりと時間が流れる。
窓の外に広がる田園。
宮城県の地図と宮城県警察のカレンダー…
中華そばが出来上がるまで、ゆったりと流れる時間を楽しんでみる。
我々の他には、作業服の男性と地元の人っぽい御夫婦。
みんな静かに中華そばを味わっている、おそらく二組とも常連さんだろう。
シンプルだが、それがいい…
いや、それがいい。
ラーメンと中華そばの違いって何なのだろう?
たまにそんな事を考える。
醤油味が中華そばで、とんこつ味がラーメン?
いや、そうではない。
シンプルか、それとも複雑か?
そうでもない。
言葉で説明すれば、その時点で違和感が出る。
でも、この中華そばを見れば「これが中華そば」の一言で済んでしまう。
そんな不思議な魅力があふれる中華そば。
『昔の味ラーメン』と看板には書いてあるが、これは明らかに中華そばだ。
澄んだスープにネギが浮かぶ。
一口飲んだ瞬間に「うわ、美味ぁ〜…」となるタイプではない。
一口、二口、三口と飲むうちに、じわじわと旨味が効いてくるタイプのスープだ。
麺は、中細のストレート麺で、デフォルトは少し柔らかめ。
逆にこの柔らかさが昭和30年の味わいを再現しているように感じられ、五臓六腑に沁み渡る。
硬めが好きな人は注文のときにリクエストすれば叶えてくれるのではなかろうか。
チャーシュー、なると、メンマ。
シンプルながら、オールスター勢揃いと言ったところだろうか。
チャーシューはトラディショナルなしっかりとした食感。
噛みしめるほどに旨味が沁み出てきて、上品な旨味が口の中いっぱいに広がっていく。
流行りのとろとろタイプではないが、このタイプのチャーシュのファンは少なくないと思う。
次回は是非、チャーシューメンを注文してしっかりと味わってみたくなった。
隠れ家のようにポツンと存在する『昔の味ラーメン』の店。
JR陸羽東線「池月駅」から行く場合は、帰りの列車の時刻の確認も忘れずに…
とは言え、車で行くのが賢明だろう、列車は1時間に1本…無い時間帯もあるので。
【菅原食堂】
住 所:宮城県大崎市岩出山池月下宮白山22-2 MAP
電 話:0229-78-2326
営業時間:11:00〜14:00
煙 草:
定休日:木曜日
駐車場:あり(お店の横に3台分ほど)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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