京都。
関西に住んでいると、いつでも行ける場所で特別感は薄いかもしれない。
だが、いざ行ってみると明らかに他所では味わえない特別な雰囲気を持っているのを確かに感じる。
寺社仏閣を巡り、鴨川を歩いて日常とは違った雰囲気を味わい、大通りから一本入った裏道を歩いてみる。
今でも幕末から明治にかけて建てられた町家が数多く残るのも京都ならではの光景だろう。
とは言っても、真夏の京都は暑い。
初めて真夏の教徒を訪れた人は「え…京都ってこんなにも暑いの⁉」と驚くかもしれない。
でも大丈夫!
冷たい生ビールが暑さを確実に癒やしてくれる。
この日お邪魔させていただいたのは、六角通室町東入ル骨屋町…にある、
“WAGYU KAJIYA 神慈や”
ここでは、種子島の黒毛和牛『梶屋牛』と丹後半島にある「伊根町」直送の新鮮な魚介を楽しむことが出来るらしい。
今回お邪魔させていただいたのは、ランチでいただくことが出来る『三段重松花堂御膳』が凄いとの情報を聞き、実際に体験してみたくてお邪魔させていただいた。
古き良き、京町家の趣を愉しむ。
店内は京都の町家らしく、間口はそれほど広くないけれど奥行きがある。
外から見ているだけでは、その良さは分からない…
二階に上がれば、こんな感じで吹き抜けから階下を見ることも出来る。
天井を見上げれば、昔使っていた滑車も残っていて明治時代の面影を垣間見ることが出来る。
表通りに面した個室は、屋根が低く傾斜していて、坂本龍馬が京都に身を潜めていた時代のことを思い出させる。
こちらの部屋の窓からは吹き抜けが見える。
ちょっと隠れ家のような雰囲気を楽しむことが出来そうだ。
また、店内にはさり気なく京都の作家が手掛けた作品が飾られる。
店の至る所に「おもてなし」を感じることが出来る。
ランチには、
『黒毛和牛しゃぶしゃぶ御膳』、『黒毛和牛すきやき御膳』そして、『神慈や 三段重松花堂御膳』をいただくことが出来る。
贅沢にしゃぶしゃぶ、すきやきも良いけれど、今回の目的は『三段重松花堂御膳』。
黒毛和牛を含む、いろんな料理を楽しむことができる。
洗練された生ビール。
ハイネケンのグラスには、ドイツのグラスと同じく、泡のラインがさり気なく示されている。
赤い星の肩の部分がそうなのだとか。
それにしても、京町家で飲む冷たい生ビールは格別の味わい。
生ビール、クラフトビール、日本酒、ワイン、焼酎の他にクラフトジンも取り揃えてあるのが嬉しい。
Barではなく料理店でこの品揃えは中々のものだと思う。
開けてビックリ玉手箱⁉
御膳という名のフルコース。
天ぷら、ご飯、みそ汁のセットに大きく丸い漆器。
ランチタイムにお手頃なメニューだから、こんな感じか…
そう思っていたのはこの瞬間まで。
この三段重の中身が素晴らしかった。
うなぎ、つぶ貝、生麩などが入った『季節のおばんざい』。
ランチメニューとは言え、これは美味しい酒を合わせたくなる。
造りは、海辺の京都「伊根」直送の鮮魚を中心に組み立てられていて、鮮度、味わいともに申し分ない。
運が良ければ、滅多にお目にかかれ無いレアな刺し身に巡り会えるかも。
そして店名にもなっている和牛(WAGYU)のローストビーフと京野菜のサラダ。
柔らかい、とろける感覚…というのだけではなく、肉自体の旨味が濃厚。
こちらの店で出される牛肉は『梶屋牛』と言って、尾崎牛で有名な尾崎宗春氏の指導のもとで、種子島で育てた黒毛和牛の経産牛のことで、いろんな努力を積み重ね生まれた牛肉なのだとか。
この三段重に加え、天ぷら、ご飯、味噌汁、香の物と小鉢が付く。
そして、さり気なく並んだこちらも、こだわりを持って提供されていた。
ご飯は甘み、食感にこだわった八代目儀兵衛。
何気なく飲んだ味噌汁も凄かった。
旨味と甘味のバランスの良さに、一口だけのつもりが、二口、三口と気が付けば半分くらい飲んでしまっていた。
実はこの味噌汁、京都伊根の赤米を使って醸された日本酒『伊根満開』の酒粕を使っている。
だから、ここまで深い旨味を出すことが出来るのだろう。
今更「肉寿司」⁉
食べれば分かる絶妙なバランス!
肉寿司ってまだあったの?
そう思っている人にこそ食べてほしい。
肉の旨味と米の味わいが本当に違和感なくピタッと合う。
「肉寿司って、こんなもんでしょ…」
そう思いながら食べたら、嬉しい意味でのカウンターパンチを食らった気持ちになった。
肉の旨味が口いっぱいに広がり、脂の甘味がシャリと合わさって絶妙な味わいに汎化する。
これって、もしかしたらこの牛肉の肉質を120%活かせた食べ方かもしれない。
『三段重松花堂御膳』一番リーズナブルながら、内容の充実さは素晴らしいものがあった。
この内容で、3,300円(税込)は、かなりのものではないだろうか?
ディナータイムはどんな感じなのだろうか…
三段重がさらにパワーアップされるみたいだ。
その他にも、和洋折衷コースが4種類用意されているようだ。
京町家で愉しむ、サプライズな松花堂御膳。
想像以上の満足感を堪能することが出来た。
今なら、比較的ゆったりと過ごすことが出来そうですよ!
是非、お店のインスタグラムをチェックして、訪れてみてください。
【神慈や】
住 所:京都市中京区六角通室町東入ル骨屋町150-1 MAP
電 話:075-746-3755
営業時間:11:00〜14:30 17:00〜22:00
煙 草:禁煙
定休日:無休
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
お店のInstagramはコチラ
English site is hire.
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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関西に住んでいると、いつでも行ける場所で特別感は薄いかもしれない。
だが、いざ行ってみると明らかに他所では味わえない特別な雰囲気を持っているのを確かに感じる。
寺社仏閣を巡り、鴨川を歩いて日常とは違った雰囲気を味わい、大通りから一本入った裏道を歩いてみる。
今でも幕末から明治にかけて建てられた町家が数多く残るのも京都ならではの光景だろう。
とは言っても、真夏の京都は暑い。
初めて真夏の教徒を訪れた人は「え…京都ってこんなにも暑いの⁉」と驚くかもしれない。
でも大丈夫!
冷たい生ビールが暑さを確実に癒やしてくれる。
この日お邪魔させていただいたのは、六角通室町東入ル骨屋町…にある、
“WAGYU KAJIYA 神慈や”
ここでは、種子島の黒毛和牛『梶屋牛』と丹後半島にある「伊根町」直送の新鮮な魚介を楽しむことが出来るらしい。
今回お邪魔させていただいたのは、ランチでいただくことが出来る『三段重松花堂御膳』が凄いとの情報を聞き、実際に体験してみたくてお邪魔させていただいた。
古き良き、京町家の趣を愉しむ。
店内は京都の町家らしく、間口はそれほど広くないけれど奥行きがある。
外から見ているだけでは、その良さは分からない…
二階に上がれば、こんな感じで吹き抜けから階下を見ることも出来る。
天井を見上げれば、昔使っていた滑車も残っていて明治時代の面影を垣間見ることが出来る。
表通りに面した個室は、屋根が低く傾斜していて、坂本龍馬が京都に身を潜めていた時代のことを思い出させる。
こちらの部屋の窓からは吹き抜けが見える。
ちょっと隠れ家のような雰囲気を楽しむことが出来そうだ。
また、店内にはさり気なく京都の作家が手掛けた作品が飾られる。
店の至る所に「おもてなし」を感じることが出来る。
ランチには、
『黒毛和牛しゃぶしゃぶ御膳』、『黒毛和牛すきやき御膳』そして、『神慈や 三段重松花堂御膳』をいただくことが出来る。
贅沢にしゃぶしゃぶ、すきやきも良いけれど、今回の目的は『三段重松花堂御膳』。
黒毛和牛を含む、いろんな料理を楽しむことができる。
洗練された生ビール。
ハイネケンのグラスには、ドイツのグラスと同じく、泡のラインがさり気なく示されている。
赤い星の肩の部分がそうなのだとか。
それにしても、京町家で飲む冷たい生ビールは格別の味わい。
生ビール、クラフトビール、日本酒、ワイン、焼酎の他にクラフトジンも取り揃えてあるのが嬉しい。
Barではなく料理店でこの品揃えは中々のものだと思う。
開けてビックリ玉手箱⁉
御膳という名のフルコース。
天ぷら、ご飯、みそ汁のセットに大きく丸い漆器。
ランチタイムにお手頃なメニューだから、こんな感じか…
そう思っていたのはこの瞬間まで。
この三段重の中身が素晴らしかった。
うなぎ、つぶ貝、生麩などが入った『季節のおばんざい』。
ランチメニューとは言え、これは美味しい酒を合わせたくなる。
造りは、海辺の京都「伊根」直送の鮮魚を中心に組み立てられていて、鮮度、味わいともに申し分ない。
運が良ければ、滅多にお目にかかれ無いレアな刺し身に巡り会えるかも。
そして店名にもなっている和牛(WAGYU)のローストビーフと京野菜のサラダ。
柔らかい、とろける感覚…というのだけではなく、肉自体の旨味が濃厚。
こちらの店で出される牛肉は『梶屋牛』と言って、尾崎牛で有名な尾崎宗春氏の指導のもとで、種子島で育てた黒毛和牛の経産牛のことで、いろんな努力を積み重ね生まれた牛肉なのだとか。
この三段重に加え、天ぷら、ご飯、味噌汁、香の物と小鉢が付く。
そして、さり気なく並んだこちらも、こだわりを持って提供されていた。
ご飯は甘み、食感にこだわった八代目儀兵衛。
何気なく飲んだ味噌汁も凄かった。
旨味と甘味のバランスの良さに、一口だけのつもりが、二口、三口と気が付けば半分くらい飲んでしまっていた。
実はこの味噌汁、京都伊根の赤米を使って醸された日本酒『伊根満開』の酒粕を使っている。
だから、ここまで深い旨味を出すことが出来るのだろう。
今更「肉寿司」⁉
食べれば分かる絶妙なバランス!
肉寿司ってまだあったの?
そう思っている人にこそ食べてほしい。
肉の旨味と米の味わいが本当に違和感なくピタッと合う。
「肉寿司って、こんなもんでしょ…」
そう思いながら食べたら、嬉しい意味でのカウンターパンチを食らった気持ちになった。
肉の旨味が口いっぱいに広がり、脂の甘味がシャリと合わさって絶妙な味わいに汎化する。
これって、もしかしたらこの牛肉の肉質を120%活かせた食べ方かもしれない。
『三段重松花堂御膳』一番リーズナブルながら、内容の充実さは素晴らしいものがあった。
この内容で、3,300円(税込)は、かなりのものではないだろうか?
ディナータイムはどんな感じなのだろうか…
三段重がさらにパワーアップされるみたいだ。
その他にも、和洋折衷コースが4種類用意されているようだ。
京町家で愉しむ、サプライズな松花堂御膳。
想像以上の満足感を堪能することが出来た。
今なら、比較的ゆったりと過ごすことが出来そうですよ!
是非、お店のインスタグラムをチェックして、訪れてみてください。
【神慈や】
住 所:京都市中京区六角通室町東入ル骨屋町150-1 MAP
電 話:075-746-3755
営業時間:11:00〜14:30 17:00〜22:00
煙 草:禁煙
定休日:無休
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
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