マンションの1階って、住むにはちょっと抵抗がある。
重いに荷物を運んだり、階段を登らなくても家にたどり着けるのはいいけれど、防犯上の問題とか、外の騒音が聞こえやすかったりするから敬遠されることも少なくない。
それならば…
と、1階には店舗が入るケースが少なくない。
1階がコンビニや飲食店ならば、便利なことこの上ない。
とは言え、上階は居住区画となっているから、遅い時間になってくると、ちょっとした配慮も必要だ。
まして、酔っ払って2階への階段を上がるなんてご法度…
とはならないのが、福岡大名にある「養巴コープ」。
ここは、1階だけではなく上階にも飲食店が何軒か入っている。
この日は、ここの3階にお邪魔させていただいた。
ドキドキしながら階段を上がって行くと…
エレベーターはもちろん無い。
ワクワクした気持ちを抱えながら、階段で上がっていくのもなかなか悪くないもの。
とは言え、本当に普通のマンションの廊下を歩いているような感じなので、初めてのときは怒られないかと、ちょっとドキドキするかも。
訪れたのは、3階にある“食堂 Light”
1階の入口の案内看板にも、階段の途中にも案内表示はない。
3階にたどり着いたら、廊下を歩いて突き当りまで来ればOKだ。
扉を開ければ、そこは別世界。
店内は、カウンター席が6席と2人掛けのテーブルが2組。
ゆったりとテーブル席で寛ぐのもよいが、カウンター席は料理を仕上げている様子を見ることが出来、ライブ感も満タンだ。
最初の飲み物と一緒に提供されるお通しは『鯖の炙り寿司』。
好みで山葵と一緒に食べれば、想像以上の旨味が口の中に広がっていく。
食堂Lightでは、江戸前ならぬ「九州前」と呼ばれ、厳選した九州の食材を使った料理が提供される。
今日のオススメにも、長崎産、大分産、佐賀産、福岡産などの料理がずらりと並ぶ。
かと言って、九州産だけかといえばそうでもない。
北海道産の秋刀魚や千葉産のはまぐり、フランス産の黒トリュフなど柔軟に良い食材を使うことも忘れていないところにも好感が持てる。
前菜から始まるサプライズ！
先ずは…
軽い気持ちで『前菜5種盛り合わせ』をお願いしたら、超が付くほどワクワクするものが出てきた。
豚タンコンフィの葱まみれ、豊水梨の生ハム巻き、トロイワシのマリネなどの気になっていたメニューも含まれていて一口食べるごとにテンションが上っていく。
先ずはビール…を楽しんでいたが、これはワインを合わせたくなってしまう。
お通し、前菜盛り合わせをいただた時点で、既に「食堂Light」の虜になってしまった。
この状態でメニューを広げると、それが魔法のバイブルにさえ見えてしまう。
おつまみ、魚料理、肉料理…
どれも美味しそうに見えてしまうから困ったものだ。
『インカのめざめと炙りベーコンのポテサラ』
ポテサラって凄い料理だと思う。
じゃがいもを使ってサラダを作れば、どれもポテサラには違いない。
だからこそ、店によって同じポテサラは存在しない。
だから、ついついポテサラを注文してしまうのだ。
厚切りの炙りベーコンの旨味とポテトの味わいがよく合う。
ワインはもちろん、日本酒ともちゃんと寄り添ってくれる味わいが好印象だ。
『いちじくとゴルゴンゾーラのキッシュ』
子供の頃は、料理にフルーツが使われているなんて考えられなかった。
しかし、センスが良い料理人がそれをすれば、予想以上の味わいが誕生する…
それを知ったのは、いつの頃だったか…
それは忘れても、その味わいだけは忘れることが出来ない。
ゴルゴンゾーラの濃厚な味わいにいちじくの繊細な甘みがさり気なく寄り添う。
ひとくち食べてハッとする。
そして、もう一口食べれば確信する、この料理の完成度の高さを。
是非、ワインと一緒に味わってみて欲しい。
箸休めは『夏野菜のピクルス』。
人数分に分けて提供してくれる心配りも嬉しい。
これならば、自分の好きなペースで味わうことが出来る。
濃厚な旨味を楽しんだあと、ピクルスを齧ると口の中がさっぱりリセットされる。
そうすれば、次の美味しさを迎える準備ができるのだ。
ここ、ホントに凄いぞ…
肉料理はどうしようか…
ガッツリとハンバーグにしようかとも思ったが、ガッツリメインは魚料理にしようと思い、何気なく注文した『鰹出汁のあっさり牛すじ煮込み〜柚子風味〜』。
柔らかい。
そして、旨味がものすごい！
イタリアンのような、フレンチのような料理が出てきて、そんな気分になっていたときにこれが出てきたものだから「えっ…マジですか⁉」って感じになる。
鰹出汁なのだけれど、純和風ではなく洋風な顔をチラ見させる。
今度来たとき、これがメニュー載っていれば確実にまた注文するだろう。
海老の旨味が溢れる、
大海老アメリケーヌグラタン！
メインはちょっと豪華に『大海老のアメリケーヌグラタン』
※画像は半分に分けてもらったもので、1人前はこの倍のボリューム！
大きな海老が4尾入っているだけではなく、海老の旨味が凝縮されたアメリケーヌソース仕立になっていて、海老好きにはたまらない逸品。
華やかな感じの白ワインを合わせれば、確実に幸せな気持ちになる。
嬉しいことに、食堂Lightは2024年9月より、月曜日も昼呑み営業をスタート！
昼から気軽に1杯なんてちょっと素敵ではないか⁉
もちろん、ディナータイムにじっくりと楽しむのもOK。
是非予約して行ってみてくださいね！
【食堂Light】
住 所：福岡市中央区大名1−8−5 養巴コープ 301 MAP
電 話：092-202-6749
営業時間：13:00〜23:00
煙 草：禁煙
定休日：水曜日（祝日の場合は木曜日が休み）
駐車場：なし（お店の近くに有料駐車場有り）
お店のInstagramはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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重いに荷物を運んだり、階段を登らなくても家にたどり着けるのはいいけれど、防犯上の問題とか、外の騒音が聞こえやすかったりするから敬遠されることも少なくない。
それならば…
と、1階には店舗が入るケースが少なくない。
1階がコンビニや飲食店ならば、便利なことこの上ない。
とは言え、上階は居住区画となっているから、遅い時間になってくると、ちょっとした配慮も必要だ。
まして、酔っ払って2階への階段を上がるなんてご法度…
とはならないのが、福岡大名にある「養巴コープ」。
ここは、1階だけではなく上階にも飲食店が何軒か入っている。
この日は、ここの3階にお邪魔させていただいた。
ドキドキしながら階段を上がって行くと…
エレベーターはもちろん無い。
ワクワクした気持ちを抱えながら、階段で上がっていくのもなかなか悪くないもの。
とは言え、本当に普通のマンションの廊下を歩いているような感じなので、初めてのときは怒られないかと、ちょっとドキドキするかも。
訪れたのは、3階にある“食堂 Light”
1階の入口の案内看板にも、階段の途中にも案内表示はない。
3階にたどり着いたら、廊下を歩いて突き当りまで来ればOKだ。
扉を開ければ、そこは別世界。
店内は、カウンター席が6席と2人掛けのテーブルが2組。
ゆったりとテーブル席で寛ぐのもよいが、カウンター席は料理を仕上げている様子を見ることが出来、ライブ感も満タンだ。
最初の飲み物と一緒に提供されるお通しは『鯖の炙り寿司』。
好みで山葵と一緒に食べれば、想像以上の旨味が口の中に広がっていく。
食堂Lightでは、江戸前ならぬ「九州前」と呼ばれ、厳選した九州の食材を使った料理が提供される。
今日のオススメにも、長崎産、大分産、佐賀産、福岡産などの料理がずらりと並ぶ。
かと言って、九州産だけかといえばそうでもない。
北海道産の秋刀魚や千葉産のはまぐり、フランス産の黒トリュフなど柔軟に良い食材を使うことも忘れていないところにも好感が持てる。
前菜から始まるサプライズ！
先ずは…
軽い気持ちで『前菜5種盛り合わせ』をお願いしたら、超が付くほどワクワクするものが出てきた。
豚タンコンフィの葱まみれ、豊水梨の生ハム巻き、トロイワシのマリネなどの気になっていたメニューも含まれていて一口食べるごとにテンションが上っていく。
先ずはビール…を楽しんでいたが、これはワインを合わせたくなってしまう。
お通し、前菜盛り合わせをいただた時点で、既に「食堂Light」の虜になってしまった。
この状態でメニューを広げると、それが魔法のバイブルにさえ見えてしまう。
おつまみ、魚料理、肉料理…
どれも美味しそうに見えてしまうから困ったものだ。
『インカのめざめと炙りベーコンのポテサラ』
ポテサラって凄い料理だと思う。
じゃがいもを使ってサラダを作れば、どれもポテサラには違いない。
だからこそ、店によって同じポテサラは存在しない。
だから、ついついポテサラを注文してしまうのだ。
厚切りの炙りベーコンの旨味とポテトの味わいがよく合う。
ワインはもちろん、日本酒ともちゃんと寄り添ってくれる味わいが好印象だ。
『いちじくとゴルゴンゾーラのキッシュ』
子供の頃は、料理にフルーツが使われているなんて考えられなかった。
しかし、センスが良い料理人がそれをすれば、予想以上の味わいが誕生する…
それを知ったのは、いつの頃だったか…
それは忘れても、その味わいだけは忘れることが出来ない。
ゴルゴンゾーラの濃厚な味わいにいちじくの繊細な甘みがさり気なく寄り添う。
ひとくち食べてハッとする。
そして、もう一口食べれば確信する、この料理の完成度の高さを。
是非、ワインと一緒に味わってみて欲しい。
箸休めは『夏野菜のピクルス』。
人数分に分けて提供してくれる心配りも嬉しい。
これならば、自分の好きなペースで味わうことが出来る。
濃厚な旨味を楽しんだあと、ピクルスを齧ると口の中がさっぱりリセットされる。
そうすれば、次の美味しさを迎える準備ができるのだ。
ここ、ホントに凄いぞ…
肉料理はどうしようか…
ガッツリとハンバーグにしようかとも思ったが、ガッツリメインは魚料理にしようと思い、何気なく注文した『鰹出汁のあっさり牛すじ煮込み〜柚子風味〜』。
柔らかい。
そして、旨味がものすごい！
イタリアンのような、フレンチのような料理が出てきて、そんな気分になっていたときにこれが出てきたものだから「えっ…マジですか⁉」って感じになる。
鰹出汁なのだけれど、純和風ではなく洋風な顔をチラ見させる。
今度来たとき、これがメニュー載っていれば確実にまた注文するだろう。
海老の旨味が溢れる、
大海老アメリケーヌグラタン！
メインはちょっと豪華に『大海老のアメリケーヌグラタン』
※画像は半分に分けてもらったもので、1人前はこの倍のボリューム！
大きな海老が4尾入っているだけではなく、海老の旨味が凝縮されたアメリケーヌソース仕立になっていて、海老好きにはたまらない逸品。
華やかな感じの白ワインを合わせれば、確実に幸せな気持ちになる。
嬉しいことに、食堂Lightは2024年9月より、月曜日も昼呑み営業をスタート！
昼から気軽に1杯なんてちょっと素敵ではないか⁉
もちろん、ディナータイムにじっくりと楽しむのもOK。
是非予約して行ってみてくださいね！
【食堂Light】
住 所：福岡市中央区大名1−8−5 養巴コープ 301 MAP
電 話：092-202-6749
営業時間：13:00〜23:00
煙 草：禁煙
定休日：水曜日（祝日の場合は木曜日が休み）
駐車場：なし（お店の近くに有料駐車場有り）
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