店内には、カウンター席とテーブル席がある。
ゆったりと寛ぐにはテーブル席かもしれないが、やはりここの特等席はカウンター席。
目の前の食材を指差し「これ、焼いてください！」と注文するのが楽しいだろう。
　　　

メニューを見てみると、実にいろんな食材が用意されている。
だが、その値段構成はシンプルそのもの。
300円、600円、900円の3部構成。
そして、ほとんどのメニューが300円で食べられるのも嬉しい。
　　　
先ずは、生ビールを注文してみた。
中ジョッキが300円で、大ジョッキが600円。
ビールが大好きという方には、大ジョッキがおすすめ！
何故ならば、ここでは本物の大ジョッキで提供してもらえるからだ。

比較すれば大ジョッキ…ではなく、正真正銘の大ジョッキ！
これは、確実に飲み応えがある。
　　　　
『お造り盛合せ』。
マグロを食べればすぐに分かる、海鮮自慢を謳うだけのことはある。
この600円はお値打ちだ。
　　　
海鮮を中心に色々焼き物もお願いすることに…
ホタテ、サザエ、イカ、つくねなど適当に注文すると、早速焼き始めてくれた。
目の前で出来上がっていくのを見るのは本当に楽しい。

大きな櫂で提供、　　　
　　　　この瞬間がたまらない！
　　　
そして出来上がった『いか姿焼き』を、こんな感じで渡してくれた。
これ、なかなか気分も盛り上がる！
　　　

『帆立貝のバター焼き』は、きちんとウロと呼ばれる黒い部分を取ってから提供される。
ここ部分を好んで食べる方もいるらしいが、貝毒が溜まる部分なのでご注意を…

脂ののりが最高！
『とろいわし』は必食の逸品
　　　
もし、メニューにあれば是非食べてほしいのが『とろいわしの塩焼き』。
普通の焼き魚に見えるかもしれないが、一口食べればその真価がわかる。
あまりの美味しさに、一瞬で食べ尽くしてしまうかもしれない。
2人でひとつ…も良いが、食べ尽くしてしまいたい欲求と戦うことになるのは必至だ。

　　
メニューには載っていないが「何か、オススメの日本酒を…」と聞いて、出てきた久保田の純米大吟醸。
これで600円はかなりお値打ちだ。

　　
半分ノリでお願いした『たこさんウインナー』も、かなり良い感じ。
特別に美味しいってわけではないのだが、想像していた味わいのど真ん中に寸分の狂いもなく入ってくるのが嬉しくてたまらない。

　　　
〆は炉端焼きらしく『焼きおにぎり』。
醤油の香ばしさとカリッ、フワッとした食感がたまらない。

　　　
お会計のことを気にしないで、たくさん食べたい！
そんな方には、120分食べ飲み放題という心強いプランもある。
海鮮、山の幸食べつくし…
食べ放題ではなく、食べつくしと言う表現に何故かときめいてしまう。

　　　
注文すれば、笑顔で応えてくれる。
もし、何を注文しようか迷ったら遠慮なく聞いてみればいい。
きっと、その日のとっておきを教えてくれるはずだ。

 ターミナルのひと駅先には、素敵な隠れ家がある。
ここ「焔家」もそんな一軒だと思う。
ぜひ、ふらっと立ち寄ってみてくださいね！