飲んだあとのラーメンは至福の味わいだ。
しっかり食べて、空腹ではないけれど食べてしまう…
別腹なんて存在しない事はわかっているけれど、まるでそれが存在するような感覚になるのだ。

まして、それが旅先ならば尚更かもしれない。
しかも、場所は札幌すすきの…

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気がつけば暖簾をくぐっていた。
ここ“中華soba 青”の暖簾は、21:00に掛けられる。
ちなみに、朝の5時まで営業している。
つまり、〆のラーメンのための店…と言ったところか。

そういえば、何年か前に行った「いそのかづお」の営業時間も22:00〜6:00。
実はすすきのにはそんな営業時間のラーメン店が少なくないのだとか。
札幌の夜はラーメンで〆る、これが暗黙の了解のようである。

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店に入れば、まずは券売機とにらめっこ…
お品書きは、中華soba、辛soba、月見soba、夜鳴きsobaの4つがメイン。
そして好みで追加のトッピングを加えていくスタイルだ。

ところで…
中華sobaと夜鳴きsobaって何が違うのか?
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『中華soba』は、シンプルなお魚出汁の醤油中華そばで、『夜鳴きsoba』は、全部乗せトッピングの特製中華そば。
つまり、『夜鳴きsoba』が豪華版だということ。

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もうすぐ日付も変わる時間帯なので、シンプルに『中華soba』をお願いした。

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そんな夜遅くからラーメンを食べる人なんて…と言う言葉は、ここすすきのでは通用しない。
みんな、当たり前のようにカウンターに座りラーメンを楽しんでいる。
タイミングよくすぐに入店できたが、まるでランチタイムのように入口には空席待ちの列が出来ることも少なくないのだとか。

フワッと香る魚介と海苔の香りに
         食欲をそそられる

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大きめのチャーシューとたっぷりの海苔。
シンプルではあるけれど、押さえるべきポイントはキッチリと。
出てきた瞬間、ぱっと笑顔になってしまう逸品だ。

スープは魚介の旨味に溢れていて、醤油がそれを綺麗にまとめている。
ラーメンに海苔は必要なのか?
そんな論争をたまに聞くことがあるが、このラーメンに海苔は必須。
旨味が段違いに良くなっているのをひしひしと感じる。

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モチッとした食感の中太の縮れ麺が、スープをしっかりと絡めて口まで持ってきてくれる。
ひとくち啜れば、完全にこの味わいの虜になってしまう。
「なるほど…こう来たか!」
思わず独り言が口から出てしまいそうになる瞬間だ。

麺とチャーシュー、
海苔とスープ、
そして、海苔を絡めながら麺を楽しむ。
頭の中に井之頭五郎が降りてくる…ような感覚で食べるのもまた楽しい。

外は氷点下の気温でも、これがあるから札幌の〆ラーメンはやめられない。
札幌に起こしの際は是非!




【中華soba 青】
住 所:札幌市中央区南5条西5−20 すすきの5.5ビル 1F   MAP
電 話:
営業時間:21:00〜5:00 
煙 草:禁煙
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)

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