江別という街をご存知だろうか?
札幌から岩見沢方面に向かう列車に乗って約20分。
石狩市、北広島市と並ぶ札幌のベッドタウンとも言える街だ。

そんな江別にちょっと素敵な蕎麦の店があると聞いた。
最寄りは野幌駅。(「のほろ」ではなく、「のっぽろ」と読む)
但し、野幌駅からは少し距離があって、2.5kmくらい。
駐車場もあるので、車で行くのが便利だろう。

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店の名前は、"サラセン人の麦”
通りに面したところに「手打ちそば」と書かれた幟も立っているので、わかりやすいと思う。

ところで、サラセン人って何だろう…
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サラセン帝国…中世ヨーロッパでイスラム帝国を指す言葉。
そんなサラセン帝国からヨーロッパに伝わったとされるのが蕎麦粉。
イタリア語で蕎麦は、「グラーノ・サラチェーノ」…サラセン人の麦と呼ばれることが店名の由来とのこと。

蕎麦は摩周産石臼挽き粉を毎朝蕎麦粉9割で打っています。
そんなこだわりを持ったメニューは…
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冷たいそばと温かいそばに分けられていて、わかりやすい。
潔くシンプルに『せいろ』にするか、ちょっと豪華に『鴨南せいろ』をお願いするか…
それとも、この季節に嬉しい温かいそば…『天ぷらそば』で、少し贅沢に。
眺めれば眺めるほどに魅力的なものが多すぎる。
そもそも、冷か温かのところでも迷ってしまう。

『とり南せいろ』で、
    蕎麦の風味を存分に楽しむ。

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先ずは蕎麦に何もつけずに香りと食感を楽しむ。
ふわっと香る蕎麦の香りに癒やされながら、その食感をゆっくりと楽しんでみる。
口の中にゆっくりと広がっていく甘みと香り。
シンプルに『せいろ』だけでも十分に満足させてくれる味わいだ。

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とは言いながらも、更に先の旨味の領域も体験してみたい。
冷たい蕎麦を温かい付け汁に浸して食べると、蕎麦の状態も変化してかなり楽しい。
サッと浸せば、冷たい状態の蕎麦はほぼそのままの食感で楽しめ、
じっくり浸せば、蕎麦が汁に馴染んでかなり食感も変化する。

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付け汁の中には、道内産の鶏肉と葱がたっぷりと入っている。
そのまま食べても良いし、蕎麦と一緒に食べるのも美味しい。
ご飯を一緒にお願いすれば、更に満足度もアップするかも…
   
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ちなみに御飯ものは、ミニ豚丼か白ご飯を選ぶことが出来る。

もしかしたら、ここの蕎麦は温かいものも面白いのではなかろうか…

食べながら、そんなことが頭から離れなくなる。
折角なので、温かいそばもお願いすることにした。

揚げ玉が別盛りの『たぬきそば』は、
      しっかり蕎麦の旨味を楽しめる!

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先ずは、かけそばの状態で、温かい蕎麦のポテンシャルを存分に楽しむ。
蕎麦の強さに負けないつゆの旨味が嬉しい。

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蕎麦は冷たい状態のがベスト…
昔はそう思っていた。
しかし、これを味わえば必ずそうとは限らないと考え方が変わる。
どちらが美味しいか…
その答えはもしかすると、永遠に出ないかもしれない。

蕎麦をじっくりと味わったあとは、ネギを加えて香りと食感にアクセント加える。
これがまた楽しい。
シャキッとした食感とふわっと広がる葱の香りが心地よい。
そして、別盛りになった揚げ玉を加えれば、コクのある旨味が加わる。

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雪景色を眺めながら、ゆったりと食べる蕎麦は本当に格別。
札幌から僅かな時間で来ることが出来る極上の空間。
ぜひ立ち寄ってみて下さい!




【サラセン人の麦】
住 所:北海道江別市新栄台6−2    MAP
電 話:011-383-2828
営業時間:11:00〜15:00 
煙 草:禁煙
定休日:火・水
駐車場:あり(8台分)

お店のHPはコチラ


※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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