海外旅行といえば、飛行機で行くのがあたり前。
だって、日本は島国で外国とは陸続きになっていないのだから…
でも、陸路は無理でも船を使ってなら外国に行くことは出来る。
憧れのハワイ航路…
とはいえ、日本からハワイへ向かう定期航路はない。
日本から外国へ向かう定期旅客航路は、韓国、中国へ向かうものがいくつか運行されている。
下関〜釜山(関釜フェリー)
博多〜釜山(カメリアライン)
大阪・神戸〜上海(日中国際フェリー)など。
過去には、舞鶴〜韓国〜ロシア航路や、稚内〜サハリン航路が運行されていたようだが、今は定期運航便はない。
大阪南港から船で韓国へ!

大阪メトロ中央線。
今の時期、ほとんどの人が終点の「夢洲駅」まで行くのを横目に、一つ手前の「コスモスクエア駅」で降りてみる。
乗り換えに使ったことはあるが、この駅で降りて地上に出るのは初めてかもしれない。

目的は、大阪国際フェリーターミナルへ行くこと。
コスモスクエア駅の2番出口を上ったところに、ターミナル行のシャトルバス乗り場があるのだ。

大阪から韓国の釜山へ向かう船…『パンスターミラクル』の出航時間に合わせて、月・水・金曜日に5本のバスが運行されている。

このバスに乗車すれば、大阪国際フェリーターミナルまで行くことが出来る。
途中、大阪南港エリアの景色を眺めながら約5分。

バスは大阪国際フェリーターミナルに到着した…
が、思ってたよりも小ぢんまりしている。
ターミナル…と言うよりも、待合所と言ったほうがシックリ来るかもしれない。

先ずは、パンスタークルーズのカウンターへ行ってチェックイン。
ここで、予約番号のわかるものとパスポートを提示すれば、チケットを発行してくれる。

チケットと一緒にチケットホルダーも渡される。
この中にチケットの半券(二次元コードが表示されたもの)を入れて使用する。
これが、船内での支払い(事前にクレジットカードの登録が必要)、船室のキーにもなる。
ちなみに、ホルダーの色は各チケットのステータスによって異なり、それによりサービスの内容も変わってくる。

ROYAL、BALCONY、OTHERSの3つに分類されていて、これは予約した船室のグレードの違い。
もちろん、乗船時間も上のクラスからはじまる。

それぞれの乗船時間になれば出国手続きを済ませ、バスで船の横まで移動して、いよいよ乗船だ。

船内へはエスカレーターに乗って上がっていく。
イルミネーションがきれいで、まるでテーマパークに来たような感覚になる。

船内に入って目に飛び込んでくるのはメインホールの広い空間。
新造船だけあって流石にキレイだ!
この中でゆったりと過ごせると思えば自然とテンションも上がってくる。
もちろん、船内のいたるところにワクワクする仕掛けが用意されている。

国際フェリーだけあって、カジノもある。

船が出向すれば、実際にディーラーがここに来てカードゲームを楽しむことが出来るのだ。

船内には、もちろんエレベーターもある。
折角なので、デッキにも上がってみた。

広い!
雨上がりということもあってか、屋外のベンチに座ることは出来なかったが、ゆったりと360度景色を堪能することが出来そうだ。


さり気なく、記念撮影できるスポットも設けられている。
今はまだ、大阪南港の景色しか見えないが、この後、明石海峡大橋、瀬戸大橋の下をくぐるときに来てみれば、良い感じの映えスポットになるのでは。

屋根がついたゾーンもあるので、風が強かったり、多少の雨でも心配は無用。

夏になれば、プールやジャグジーも開放されて更に楽しむことが出来そう。
クルーズ船とまでは言わないが、フェリーにしてはかなり楽しめるのではなかろうか?

出港してまもなく、デッキにあるPOCHAでククスが提供されていたので、一ついただいた。

野菜たっぷり、シャキシャキとした歯ごたえの中に存在する麺が嬉しい。
嬉しいことに無料で提供されていた。
エコノミーな客室でも、必要にして充分!

パンスターミラクルの客室は、上のグレードから「ロイヤルスイート」、「バルコニースイート」、「オーシャンビュー客室」、「インサイド客室」の4つのグレードがある。
今回利用したのは「オーシャンビュー客室」。

店員4名のリーズナブルなタイプの客室だ。

室内には2段ベッドが2組あり、海が見える窓がある。
トイレとシャワー洗面も付いていて、エコノミー船室にしてはかなり豪華な方ではなかろうか?

これで、夕食と朝食が付いて、25,000円ほど。
釜山までの渡航費と食事、宿泊がついてだから悪くないと思う。
もちろん、贅沢を言えばきりがないのではあるが…
デッキで景色を眺めながらのビールは最高!

折角だから、デッキの上で景色を眺めながらちょっと一杯。
ビールは船内の売店で購入可能。
船が出港し、大阪・関西万博の会場を海の上から眺めることも出来る。

ギネス、オリオン、エビス、一番搾りといろいろ揃っている中から青島ビールをチョイス。

明石海峡大橋を眺めながらの一杯は本当に最高だ!
少し前を進むフェリーは、大阪泉大津港から門司へ向かう「名門大洋フェリー」。
ずっとこの距離感で進んでいくのかと思ったのだが、どうやらこちらのほうが速いみたいで追いついた。

それにしても、この時間帯の瀬戸内海を海の上から楽しめるのは本当に贅沢な気持ちになる。
味もボリュームも大満足!
想像以上にいろいろ選べる食事。

牛肉、蒸し豚、エビフライ、チキン、サラダ、キムチ、チャプチェ…
食事は好きなものを自分で選んで取ってくるビュッフェスタイル。
そして、もちろん食べ放題!
ソフトドリンクは無料で、アルコールはチケットのバーコードまたはクレジット決済で購入可能。

ちなみに、窓際のちょっと豪華なテーブルは、バルコニースイート以上限定の席。
こういうところの格差はキッチリとあるところは国際航路らしい。
ちなみに夕食の時間は18:00〜19:30の間。
そんなに短いの!? と、思ったが、そんなにバタバタすることはなく、しっかり楽しむことが出来た。
というのも、その後レストランでショータイムがはじまるのだ。
その準備等もあって、ディナーの時間を早くしているのだろう。

21:00頃、瀬戸大橋の下を通過。
明石海峡大橋、そして瀬戸大橋も起きている時間帯に通過するので、その姿を下から眺めることが出来る。
ちなみに、しまなみ海道の下を通過する時間帯は夜中なので記憶にない。
朝目覚めたら、もうすぐ関門海峡の下を通過するタイミングになっていた。

関門海峡を抜ければ全速前進、国境を越える!

外海へ出れば、船の速度も一気に上る。
ここからは釜山へ向けて全速前進だ!
ちなみに、船の速度は24.8ノット(時速46km/h)。
見ていても中々の速さだと感じる。
ちなみに、以前の船「パンスタードリーム」では19時間かかっていたのが、「パンスターミラクル」担ってからは、2時間短縮され17時間で運行されている。
朝食も充実した内容で、かなり満足!


洋風、韓国風、和風と朝食の内容もかなりバラエティに富んでいる。
帰国便なら和食を…となるかもしれないが、出国便ではやっぱり韓国風で攻めてみた。

鮭の切身は韓国風かってツッコミはナシで…
いよいよ釜山港へ入港!

朝食後、準備を整えデッキへ行ってみると、もう目の前に釜山の街が見えていた。

大きな橋をくぐれば、もうすぐそこに釜山港。
それにしても、朝の10:00に釜山の街に入れるのは嬉しい。
入国審査等の時間のあとでも、ランチタイムには十分間に合う。

釜山港のターミナルは、大阪国際フェリーターミナルとは違い、かなり規模が大きい。
船から降り、長い通路を進みながらイミグレーションへ進んでいく。

ゆったりとしたフェリーターミナルは、朝の時間帯ということもあってかゆったりとした雰囲気。

パンスターミラクルに別れを告げ、歩いて釜山駅の方へ向かっていく。

釜山港から釜山駅へは直通のデッキを歩いて10分ほど。
かなり便利な場所にある、さすがは国際的な港町だ。

釜山駅は朝からかなり賑わっていた。
ここからKTX(韓国の新幹線)に乗ってソウルまで…と思っていたのだが、2〜3日前にチケットを予約しようと思ったら、夜まで満席!
週末のKTXはかなり人気があって、早いうちに予約しておかなければならないらしい。
なので、ここからソウルへは高速バスを使って移動することに。
少し時間があるので、釜山の街でランチタイムを楽しむことに。

ランチは何を…
この続きはこちらの記事を…
【パンスターミラクル】
乗船地:大阪国際フェリーターミナル MAP
電 話:06-6614-2516(パンスターミラクル)
乗船時間:17:00〜翌10:00
煙 草:デッキの喫煙場所でのみ可能
運行日:大阪→釜山(月・水・金)
パンスターミラクルのHPはコチラ
※運行スケジュール等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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だって、日本は島国で外国とは陸続きになっていないのだから…
でも、陸路は無理でも船を使ってなら外国に行くことは出来る。
憧れのハワイ航路…
とはいえ、日本からハワイへ向かう定期航路はない。
日本から外国へ向かう定期旅客航路は、韓国、中国へ向かうものがいくつか運行されている。
下関〜釜山(関釜フェリー)
博多〜釜山(カメリアライン)
大阪・神戸〜上海(日中国際フェリー)など。
過去には、舞鶴〜韓国〜ロシア航路や、稚内〜サハリン航路が運行されていたようだが、今は定期運航便はない。
大阪南港から船で韓国へ!

大阪メトロ中央線。
今の時期、ほとんどの人が終点の「夢洲駅」まで行くのを横目に、一つ手前の「コスモスクエア駅」で降りてみる。
乗り換えに使ったことはあるが、この駅で降りて地上に出るのは初めてかもしれない。

目的は、大阪国際フェリーターミナルへ行くこと。
コスモスクエア駅の2番出口を上ったところに、ターミナル行のシャトルバス乗り場があるのだ。

大阪から韓国の釜山へ向かう船…『パンスターミラクル』の出航時間に合わせて、月・水・金曜日に5本のバスが運行されている。

このバスに乗車すれば、大阪国際フェリーターミナルまで行くことが出来る。
途中、大阪南港エリアの景色を眺めながら約5分。

バスは大阪国際フェリーターミナルに到着した…
が、思ってたよりも小ぢんまりしている。
ターミナル…と言うよりも、待合所と言ったほうがシックリ来るかもしれない。

先ずは、パンスタークルーズのカウンターへ行ってチェックイン。
ここで、予約番号のわかるものとパスポートを提示すれば、チケットを発行してくれる。

チケットと一緒にチケットホルダーも渡される。
この中にチケットの半券(二次元コードが表示されたもの)を入れて使用する。
これが、船内での支払い(事前にクレジットカードの登録が必要)、船室のキーにもなる。
ちなみに、ホルダーの色は各チケットのステータスによって異なり、それによりサービスの内容も変わってくる。

ROYAL、BALCONY、OTHERSの3つに分類されていて、これは予約した船室のグレードの違い。
もちろん、乗船時間も上のクラスからはじまる。

それぞれの乗船時間になれば出国手続きを済ませ、バスで船の横まで移動して、いよいよ乗船だ。

船内へはエスカレーターに乗って上がっていく。
イルミネーションがきれいで、まるでテーマパークに来たような感覚になる。

船内に入って目に飛び込んでくるのはメインホールの広い空間。
新造船だけあって流石にキレイだ!
この中でゆったりと過ごせると思えば自然とテンションも上がってくる。
もちろん、船内のいたるところにワクワクする仕掛けが用意されている。

国際フェリーだけあって、カジノもある。

船が出向すれば、実際にディーラーがここに来てカードゲームを楽しむことが出来るのだ。

船内には、もちろんエレベーターもある。
折角なので、デッキにも上がってみた。

広い!
雨上がりということもあってか、屋外のベンチに座ることは出来なかったが、ゆったりと360度景色を堪能することが出来そうだ。


さり気なく、記念撮影できるスポットも設けられている。
今はまだ、大阪南港の景色しか見えないが、この後、明石海峡大橋、瀬戸大橋の下をくぐるときに来てみれば、良い感じの映えスポットになるのでは。

屋根がついたゾーンもあるので、風が強かったり、多少の雨でも心配は無用。

夏になれば、プールやジャグジーも開放されて更に楽しむことが出来そう。
クルーズ船とまでは言わないが、フェリーにしてはかなり楽しめるのではなかろうか?

出港してまもなく、デッキにあるPOCHAでククスが提供されていたので、一ついただいた。

野菜たっぷり、シャキシャキとした歯ごたえの中に存在する麺が嬉しい。
嬉しいことに無料で提供されていた。
エコノミーな客室でも、必要にして充分!

パンスターミラクルの客室は、上のグレードから「ロイヤルスイート」、「バルコニースイート」、「オーシャンビュー客室」、「インサイド客室」の4つのグレードがある。
今回利用したのは「オーシャンビュー客室」。

店員4名のリーズナブルなタイプの客室だ。

室内には2段ベッドが2組あり、海が見える窓がある。
トイレとシャワー洗面も付いていて、エコノミー船室にしてはかなり豪華な方ではなかろうか?

これで、夕食と朝食が付いて、25,000円ほど。
釜山までの渡航費と食事、宿泊がついてだから悪くないと思う。
もちろん、贅沢を言えばきりがないのではあるが…
デッキで景色を眺めながらのビールは最高!

折角だから、デッキの上で景色を眺めながらちょっと一杯。
ビールは船内の売店で購入可能。
船が出港し、大阪・関西万博の会場を海の上から眺めることも出来る。

ギネス、オリオン、エビス、一番搾りといろいろ揃っている中から青島ビールをチョイス。

明石海峡大橋を眺めながらの一杯は本当に最高だ!
少し前を進むフェリーは、大阪泉大津港から門司へ向かう「名門大洋フェリー」。
ずっとこの距離感で進んでいくのかと思ったのだが、どうやらこちらのほうが速いみたいで追いついた。

それにしても、この時間帯の瀬戸内海を海の上から楽しめるのは本当に贅沢な気持ちになる。
味もボリュームも大満足!
想像以上にいろいろ選べる食事。

牛肉、蒸し豚、エビフライ、チキン、サラダ、キムチ、チャプチェ…
食事は好きなものを自分で選んで取ってくるビュッフェスタイル。
そして、もちろん食べ放題!
ソフトドリンクは無料で、アルコールはチケットのバーコードまたはクレジット決済で購入可能。

ちなみに、窓際のちょっと豪華なテーブルは、バルコニースイート以上限定の席。
こういうところの格差はキッチリとあるところは国際航路らしい。
ちなみに夕食の時間は18:00〜19:30の間。
そんなに短いの!? と、思ったが、そんなにバタバタすることはなく、しっかり楽しむことが出来た。
というのも、その後レストランでショータイムがはじまるのだ。
その準備等もあって、ディナーの時間を早くしているのだろう。

21:00頃、瀬戸大橋の下を通過。
明石海峡大橋、そして瀬戸大橋も起きている時間帯に通過するので、その姿を下から眺めることが出来る。
ちなみに、しまなみ海道の下を通過する時間帯は夜中なので記憶にない。
朝目覚めたら、もうすぐ関門海峡の下を通過するタイミングになっていた。

関門海峡を抜ければ全速前進、国境を越える!

外海へ出れば、船の速度も一気に上る。
ここからは釜山へ向けて全速前進だ!
ちなみに、船の速度は24.8ノット(時速46km/h)。
見ていても中々の速さだと感じる。
ちなみに、以前の船「パンスタードリーム」では19時間かかっていたのが、「パンスターミラクル」担ってからは、2時間短縮され17時間で運行されている。
朝食も充実した内容で、かなり満足!


洋風、韓国風、和風と朝食の内容もかなりバラエティに富んでいる。
帰国便なら和食を…となるかもしれないが、出国便ではやっぱり韓国風で攻めてみた。

鮭の切身は韓国風かってツッコミはナシで…
いよいよ釜山港へ入港!

朝食後、準備を整えデッキへ行ってみると、もう目の前に釜山の街が見えていた。

大きな橋をくぐれば、もうすぐそこに釜山港。
それにしても、朝の10:00に釜山の街に入れるのは嬉しい。
入国審査等の時間のあとでも、ランチタイムには十分間に合う。

釜山港のターミナルは、大阪国際フェリーターミナルとは違い、かなり規模が大きい。
船から降り、長い通路を進みながらイミグレーションへ進んでいく。

ゆったりとしたフェリーターミナルは、朝の時間帯ということもあってかゆったりとした雰囲気。

パンスターミラクルに別れを告げ、歩いて釜山駅の方へ向かっていく。

釜山港から釜山駅へは直通のデッキを歩いて10分ほど。
かなり便利な場所にある、さすがは国際的な港町だ。

釜山駅は朝からかなり賑わっていた。
ここからKTX(韓国の新幹線)に乗ってソウルまで…と思っていたのだが、2〜3日前にチケットを予約しようと思ったら、夜まで満席!
週末のKTXはかなり人気があって、早いうちに予約しておかなければならないらしい。
なので、ここからソウルへは高速バスを使って移動することに。
少し時間があるので、釜山の街でランチタイムを楽しむことに。

ランチは何を…
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【パンスターミラクル】
乗船地:大阪国際フェリーターミナル MAP
電 話:06-6614-2516(パンスターミラクル)
乗船時間:17:00〜翌10:00
煙 草:デッキの喫煙場所でのみ可能
運行日:大阪→釜山(月・水・金)
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